一昨日、昨日で連携校でする最後の『学び合い』をしてきました。
片方のクラスで、見事全員達成をすることが出来ました。
そのクラスでは、寝ている生徒を起こしてみんなで一緒に課題に取り組ませたり、みんなが終わり始めているのに気づいて自分も取り組んでみたりと、周りがすごく見えるようになっていました。
最初、床に寝そべって話をしたりして、なかなか課題に取り組まない人もいたんですが、その子たちも最終的には課題を達成することができました。
しかし、中にはこんな事を言う生徒もいました。
「あいつら絶対やらないでしょ。言っても無駄だしやらない奴が悪い」
正直その生徒のこの発言には僕も大いに共感できました。
共感できるからこそ、最後にこんな感じで語りました。
「「やらない奴が」悪いって言葉が聞こえてきました。その気持ちは先生はめちゃくちゃ分かります。先生は大学でゼミ長って立場で色々連絡とか流したりするんやけど、それを聞いてないとか、忘れてたとか、、、そんなん正直しらんし、それはやってない奴が悪いって思っちゃったりもします。でも、そうやって人を見捨てるような集団って寂しいし、そんな社会にしたいとも思いません。今日は、みんなが寝てる人を起こしてあげたり、終わった人が助けてあげたりとそういった素晴らしい姿が見られて本当に良かったと思います。もっともっとみんなが周りが見られるようになって、助け合える集団になれば、残りの高校生活も充実したものになるやろうし、その後も今いる仲間とつながっていられると思うので、そうやってこれからも過ごしてみて下さい。」
授業の中でそんな素晴らしい姿がたくさんあった彼らならそれができると思っています。