明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

「必死」と「本気」

部活動の外部コーチが教えに来てくれることがあります。

 

 

僕はテニスをやったことがなく、今はそこそこできるんですがなんとなく、感覚でやってるので

 

なかなか教えるということができません。

 

 

スポーツって感覚の部分が多いので、言ってしまえばセンスがあれば上達はするんですが

 

だからといってなにも考えずただひたすらボールを打っているだけではもちろん上達はしません。

 

 

そこにコーチの方が来てくださると、ちゃんとした指導を受けることができます。

 

 

しかし、指導を「受ける」状態ってのはまだこれはうまくならないと思っています。

 

 

上手くなるには、自分から教えてもらいにいく必要があります。

 

 

具体的には、ボールを打っているときに「ここ、こうした方がいいよ」というやり方ではなく

 

「ここ、どうしたらいいですか?」と自分から聞きに行く、みたいな。

 

 

僕が高校野球をやってたとき、先生に「必死」と「本気」の違いを教えていただきました。

 

 

「必死」とは、ただがむしゃらにやること

 

「本気」とは、考えながら、時には誰かに聞いたりしながら練習すること

 

 

指導する側の今となって、その意味が理解できるようになりました。

 

 

結局、どんな指導者が居ようが、どんな環境があろうが、上手くなるかどうかは本人の気持ち次第ということですね。