今日はホームルームの時間があって自分のクラスにあがると、自分の座席に座っていない生徒が何人かいました。
多分、このままでは落ち着いて話は聞けないだろうと思い、自分の座席に座るように指示すると「なんで自分の席じゃないとあかんの?」と生徒から言われました。
クラスで話し合ってる時間とか、自由な時間を設けることもあるのですが、落ち着いて話を聞いてほしい時間に関しては自分の座席でメリハリをつけたいという意図がこちらにはあります。
指示してもなかなか動かない、なんなら不服そうにしている生徒にたいして、「こっちの指示を聞いてもらえないのに、そっちの希望ばっかり聞くのはこっちが納得いかない」と少し強く言ってみました。
すると、すっと席には戻ったけど、彼女らはもちろんむすっとする。
この後自分の言葉届くかなぁと心配もありましたが、意外とそんな心配は杞憂で、その後も彼女らとは普通に話をしました。
指導するときに大事なことは、ちゃんと説明することなのかなぁと今日は改めて感じました。
もちろん、生徒は教師より立場は上やし、上から怒鳴りつけて指導することも可能ではあると思うのですが、きっとそういった指導はその場かぎりの指導になってしまったりとか、
セカオワの歌でも「説教するのぶっちゃけ快楽」と言っていますが、そういった人ももしかしたらいるかもしれません。
その場かぎりとか、生徒のことを考えない指導はどうかなと思うのですが、生徒にもっと行動を改められるようになってほしいと本気で願うのであれば、多少エネルギーは使うにしても意味とか理由とかをちゃんと話してあげないといけない。
多分、それは生徒も分かってくれるし、生徒も納得した上での指導であればただしてくれる可能性も高いんじゃないかなと思います。
「強く指導しても大丈夫」という経験が僕にも必要だと思うので、ちょっとずつダメなことはダメと、強く言えるように
生徒のことを本当におもった指導ができるようになります。