明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

そりゃ嫌われたくはない

僕が、『学び合い』のことをあまり同僚に話ができない理由として

 

嫌われたくない

 

ってのがあります。

 

 

そりゃそうですよね。

 

 

もちろん、『学び合い』はもっと広がればいいと思ってるし

 

『学び合い』について色んな人と話ができればいいなぁと思います。

 

 

ただ、現場の現状を考えると、まだまだ学力は正義やし、学力をあげられる先生はいい先生やし、生徒に言うことを聞かせることができる先生はカリスマと呼ばれます。

 

 

言うまでもなく僕はそれは目指してません。

 

 

社会で通用するような人とうまくやっていく力を身に付けてほしい、社会で辛くなったときに助けてくれる仲間をつくって欲しい、自分で何が得で何が損かを考えらて行動できるような人になって欲しい

 

 

だから、本当は学力どうこうは二の次です。

 

 

とはいえ、結果を出さないと認められないのが社会なので、学力という副産物をしっかりと生み出すことも僕の仕事なんですが。

 

 

だから、僕はカリスマ教師なんかではなく、生徒同士が関わり合えるように背中を押したり、うまく行っているのであれば存在を消したりできるような風のような教員になりたいです。

 

 

こういった話をして分かってくれる方はたくさんいると思うのですが、なんせ敵は増やしたくない、嫌われたくない。

 

 

大ベストセラー書籍の『嫌われる勇気』も何回か読みましたが、まぁそんな勇気はないです。

 

 

職場でも嫌われずに楽しくやっていきたいし、生徒からも嫌われ役の生徒指導なんかより、どちらかといえばゆるーい系で生徒とわいわい過ごす系の先生になりたい。

 

 

だから、大きなリスクは負わず、「機会があれば話してみよう」程度にこれからもやっていこうと思っています。