一人一人に寄り添うのは不可能だから

テニスの新人戦も終わり、次の公式戦と言ったら来年の5月の総体です。

 

 

とりあえず、テニス部としては新人戦でひと段落しますので、ここで一回ダブルスのペア変えについて検討しています。

 

 

その検討材料として、部員がそれぞれどのように思っているのかを知る必要があります。

 

 

前回は僕が聞き取りを行ったのですが、今回はキャプテンに任せることに。

 

 

ペアのこと以外にも、頑張りたいこととか悩みはないかとか、そういった事も聞き取りをしてくれていました。

 

 

キャプテンが残している聞き取りの用紙には、彼女たちの思いや悩みがぎっしり詰まっていました。

 

 

あぁ、彼女たちは部活に対して、部員に対して、自分に対してこんな風に思ってたんだなという、僕が知らない事がたくさん書かれてありました。

 

 

もちろん、僕もすべてを把握できるとは思っていません。

 

 

何か変化があったらすぐに対応できるようにと、見る事だけは怠らないようにしています。

 

 

しかし、それでも僕が彼女ら一人一人に対して知っていることはほんの一部でした。

 

 

部活動が集団としてどんな状態なのかとか、部活動全体の雰囲気については把握することはできますが、これだけ見ていても一人一人という事に対しては本当に何も知ることができないんだと改めて痛感しました。

 

 

それは部活動だけじゃなくてクラスの中でもそうで、気付いたら「あ、あの子最近一人でおる事増えたなぁ」とか「あの子、違う子と仲良くなったなぁ」とか断片的には把握することはできるんですが

 

彼女らの背景に何があるかは全く知ることができません。

 

 

彼女ら一人一人のストーリーを把握することなんて無理です。

 

 

だからこそ僕がすべきことは、部活動や学級という集団を少しでも居心地のいい場所にできるように彼らに語り続ける事

 

僕が集団に感じている事を伝え続ける事です。

 

 

一人一人の課題については、自分で解決するか、その集団でつながっている仲間に頼って解決するしかない。

 

 

もちろん、彼女らの友人関係を僕らがいじれる余地なんかあるわけはありません。

 

 

でも、人とのつながりがどれだけ大切なものなのかを語る事は僕もできます。

 

 

一人一人のストーリーに寄り添う事はできないんだと自分に強く言い聞かせ、

 

僕はこれからも集団を動かすことに力を注ごうと思います。