今日は2つのクラスで『学び合い』を行いました。
一方のクラスでは、なかなか交流が行われません。
自分の課題が終わったらもういいやって雰囲気が流れている気がします。
じぶんが終わったらワークを進めたり、別の教科の課題を進めたり、、、
余った時間をじぶんで考えて使えるのはいいことなんですが、まだまだ僕が「全員が終わるようにしてね」という所の「全員」を語りきれていないのかなぁと振り返っています。
なぜこういった課題にしているのか、それを繰り返し語る必要があるなぁと思います。
もう一方のクラスでは、『学び合い』が完全に軌道に乗りました。
「全員」というところの意識が集団に芽生え、誰が終わっていて誰が困っているのかを気にすることができています。
困っている仲間の所には何人かの生徒が駆けつけ、課題について教えています。
課題が終わって、黒板に名前が書かれたとき、本人だけじゃなくて教えていた仲間も一緒に喜ぶ。
そんな、人の幸せに自分も喜ぶことができる彼らは素敵だなぁと思います。
2つのクラスでは同じ課題で『学び合い』を行っていますが、もちろんそれぞれのクラスでそれぞれの課題があります。
それをみとって評価して、彼らに進むべき道標を与えてあげるのが僕の役目。
彼らの活動をしっかり見ることで評価し、なにより彼らを信じ続けることを続け、それぞれのクラスに合った授業をしていきたいなと思います。