7つの習慣の6つ目「シナジーを創り出す」についてです。
シナジーって、直訳すれば「相乗効果」です。
ここでは、2つの違った意見の落としどころを見つけて「妥協」するのではなくて、違った意見のいい所を取り出して「第3の意見」をだす事が書かれてありました。
7つの習慣の著者のコヴィーさんは、このシナジーを「人生において最も崇高な活動」と言っています。
それだけこの第6の習慣は大事だという事ですね。
この「シナジーを創り出す」ができるかどうかは、ズバリ自分のコミュニケーションの取り方が「防衛的コミュニケーション」になっているか、「尊敬的コミュニケーション」になっているか「シナジー的コミュニケーション」になっているかにかかってきます。
防衛的コミュニケーションは、お互いが損しないようにだけ考えて相手と関わる事です。
そうなると駆け引きの応酬になってしまい、Win-LoseまたはLose-Winのどちらかになってしまいます。
尊敬的コミュニケーションは、ある程度の相互理解が生まれている状態です。
しかし、お互いに共感による傾聴ができていないため、「妥協」によって物事が決まってしまいます。
シナジー的コミュニケーションは、お互いの相違点について深く理解しようとし、信頼しあって意見を言い合える状態です。
その状態になるとお互いの意見が相乗効果を生み、より良い意見を生み出すことができるようになります。
自分と違った意見について納得しようとすることって難しいですよね。
僕もメチャクチャ苦手です。
教育においても全てを『学び合い』ベースで考えてしまい、他の教育法について懐疑的に思ってしまう事もしばしばです。
ほんまに良くないと自分では分かっているのですが、いざ自分と違う意見に遭遇すると「いや、自分の意見の方が!」となってしまいます。
んー、これって上の3つのコミュニケーションのどれにも当てはまって無いような、、、。
論外って事やな、、、。
これは、5つ目の習慣である「まず理解に徹し、そして理解される」ができるようにならないと実践できない領域だと思います。
自分の苦手分野ではあるものの、これができれば今後の人生が大きく変わってくるような気がしますので、ぜひまずは第5の習慣から実践して、僕も「シナジーを創り出す」ことができるようになりたいです。