昨日、上越『学び合い』の会に参加しました。
一緒にお話をさせていただいた先生は、皆さん『学び合い』をされてていて、その中でもみなさんTTで授業をしている方でした。
ただ、TTで授業をすると、やはり『学び合い』って適当に授業をしているように見えたり、自分の方針と違う動きをTTの先生がされたりといった事が考えられます。
『学び合い』を知らない方にTTでどうやってふるまっていただいたらいいか、という所は僕の悩みで、その話をさせていただきました。
結論から言うと、「その人のことは子どもたちの上位2割やと思ってお互いにあまり考えない」「その人を子どもたちのツールの1つやと思う」といったお話になりました。
そのあたりも、折り合いをつけるという事なのかなぁと思いました。
『学び合い』って、既存の教員文化の考え方とは真逆までは言いませんが、大きく違う考え方の教育でなかなか理解してもらうのって難しいです。
「子どものためにたくさん支援してたくさん教えて、子どもに成功体験を積ませたい!!!」
というのが一般的な考え方で、そういった方に
「子どもたち同士で解決をさせる事が大切で、その中で上手に失敗させたり、子どもの活動を評価することが教師の仕事で、支援や教えることはむしろ子どもの成長を拒んでしまっているんですよ!」
と強要するのは酷です。
僕の場合、強要こそしていないつもりでしたが、どうにか理解してもらおうと頑張っていた気がします。
まぁだから結局、理解を強要していたのかもしれませんね。
先生には一人一人多様な考え方があって、どの考え方に適応するのかも子どもによって様々です。
だから、僕は僕の考え方でやって、他の先生にはほかの先生の考え方でやっていただいて
お互いに気を使わずに、自分の信念に従って教育をすればいいんだなと思いました。
自分の信念で教育をしていく中で、興味を持ってくれた人には広げていく。
そうやって仲間を増やしていこうかなと思います。