明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

LGBTQという性的マイノリティの方々が生きやすい社会にするために

ある友人が、いわゆるLGBTQなんです。

 

その友人は、僕のことを信頼してくれているので色々話をしてくれるのですが

 

ついに、自分の胸の内を両親にさらけ出したそうです。

 

そしたら、お母さんは混乱してしまい、「辛い」とも言葉をこぼしたそうです。

 

 

友人が母親に胸の内をさらけ出したことはものすごく勇気がいることだと思いますし、僕は本当にすごいなぁと思いました。

 

でも、やっぱり親として子どもからそういったことを聞くのは苦しいと思います。

 

もし自分の子どもに打ち明けられたら、、、と言うのはもはや想像することが出来ない域の話です。

 

 

この問題は、友人もお母さんも悪くないんです。

 

でも、2人とも苦しんでしまうなんて。

 

 

 

苦しんでしまう要因の一つとして、世の中のLGBTQへの認識がまだまだだという事です。

 

BLドラマとして「おっさんずラブ」が地上波で放送されるなど、世の中の認識は確実に変わってきていますが

 

それでもまだ「ホモいじり」をする子どもが大勢いたり、テレビ番組でもそういったドッキリやお笑いがあったりもします。

 

 

そういった番組が「え、それ何がおもしろいの?」と言われるぐらいにならないと、この問題は解決しないと思います。

 

最終的にはLGBTQという言葉がなくなるのが理想ですよね。

 

 

 

でも、そんな簡単な問題じゃないんですよね。

 

いくら世の中の認識が変わったとて、LGBTQの方が性的マイノリティであることは変わらないと思いますし、それゆえ自分の子どもが、、、と考えると親としてはなんとも言えない気持ちになってしまうと思います。

 

 

 

それでも、やっぱり世の中の認識が変われば、そういった方々の苦しみがマシになるのであれば、多くの人が声を上げて世の中の認識が変わる必要がありますよね。

 

 

そのためには、LGBTQについて多くの人が声を上げ、発信し、理解の輪を広げていく必要があります。

 

特に、当事者である方々が声を上げる必要があると思いますので、そういった方々が声を上げやすい環境を作ることが我々のミッションです。

 

 

そんななか、声を挙げている僕の友人。

 

ほんまにすごい。がんばれ。