明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

もじもじしている女の子は実は一番周りが見えていた

ゼミ生に任せている体育の実践の会話を聞いて、文字に起こす作業をしています。

 

名前だけ見ても男子か女子か分からない、声を聞いても6年生のため男女聞き分けることができない。

 

しかも、実践に行っているわけではないので、この声の持ち主がビデオを見てどこ子なのかも実践に行っている人を見ないと分からない。

 

ものすごく苦戦しております、、、。

 

 

 

さて、僕が担当しているところはチーム分けの所の文字起こしなんですが、その時間はそのクラスで初めて授業でこうやって自由にさせたそうで、子どもの化けの皮がはがれた時間になったそうです。

 

後ろで授業を見ていた担任の先生も、「信じたくない、、、」といったような表情だったそうです。

 

まぁそうですよね。

 

自由にやらせて子どもの本当の実態が明らかになるとそうなるのも無理ありません。

 

 

 

チーム決めの音声を聞いていて、中心になって進めている子どもが何人かいて、その子を中心にチームが決まっていっている中、「え、どーしよう、、、」とずっと言って最後まで決まらない女の子がいることも分かりました。

 

その子の文字起こし、何回「どーしよう」と打ったでしょうか。

 

ずっとどうしようとは言っているのだけど、声をかける勇気もなかなかでない。

 

 

 

でも、一緒にどうしようと悩んでいる友達に「あそこに入ればいいんじゃない」と促されると、「そうすれば男女のバランスが悪くなっちゃうよ」としっかりと周りが見えている子でもありあました。

 

なんなら、その授業の中で一番集団を見れていたのは彼女ではないか?というほどでした。

 

しかし、集団は彼女たちの「どーしよう」にはなかなか気づくことはできません。

 

最後の最後に彼女が「うちらどこ入ればいい?」とアプローチをかけることで、「○○ちゃんそっちはいってもらってもいい?」と促してもらう事が出来ましたが、その時にはほとんどチームは決まっていました。

 

でも、最後の最後まで彼女たちは自分のことよりも「あの4人も忘れちゃだめだよ」といったような声をあげていました。

 

 

 

残念ながらそういった声が届くことはほとんどありませんでしたが、自分が決まってもそういった声を上げ続けることができる彼女たちは素敵だなと思いました。

 

 

 

そして、その集団が、彼女たちの「どーしよう」にすぐに気づくことが出来れば、さらに素敵な集団になるんだろうなと思いました。

 

 

 

これが2回目、3回目になればどんな話し合いになるんでしょうか。

 

 

 

残りの授業の文字起こしはゼミ生に任せています。

 

 

楽しみ。