ブルーオーシャン戦略を読んでいます。
まだ初めのさわりの部分しか読めていませんが、簡単に言えばブルーオーシャンとはまだ未開拓であり市場を生み出す戦略であり、対局のレッドオーシャンとはいままでの枠組みの中でライバルを蹴落として戦う戦略です。
レッドオーシャン戦略を続けることは、イノベーションのジレンマでいう「持続的イノベーション」で戦う事になり、やがて新規参入してきた「破壊的イノベーション」にやられてしまうことになりかねない。
この「破壊的イノベーション」を起こすことができるのはブルーオーシャン戦略で戦っている企業で、変化が激しい社会ではこのブルーオーシャン戦略で戦う(もはや戦うという言葉は適していないのかもしれません)企業が生き残るんじゃないかなと思います。
つながってるんやなぁ、、、
高校総体とかインハイとかってこのレッドオーシャンに当てはまるんじゃないでしょうか???
今までの枠組みの中で、甲子園とか花園とか神宮とかを目指して全部の学校部活動が競争する。
勝ち残れるのはただ1校。
それに魅力を感じで競技をする人なら全然いいと思うんですけど、やっぱりそれだけじゃ多くの人が満足しないと思うんですよね。
部活動で勝ちたい、成長したい。
それ自体が悪いとは言わないんですが、それが行き過ぎて起こるのが教師の体罰・暴言であり、生徒のドロップアウト・バーンアウトであると思います。
どれだけの人が現状の部活動に満足しているのでしょうか???
部活動の顧客は生徒や保護者だという事もできると思うんですが、多くの顧客が現状に満足していない上、社員である教師でさえも疲弊しきっている。
部活動は魅力の無い企業になってしまっています。
※全部が全部というわけではありません!!!
この状況を打破するような、いわば破壊的イノベーションを起こすのはどの企業なのか。
それが社会体育だと僕は考えます。
社会体育、特に総合型地域スポーツクラブはそもそも認知度が低いですし、人材が足りなかったり施設まで遠かったりとまだまだ十分にスポーツができる環境とは言えません。
しかし、着実に数は増えてきていますし、文部科学省も「土日の部活動は社会体育に任せていいよ」って通達を先日出しています。
社会体育の良いところは、目的に応じて入るクラブを選べること、地域の子どもが集まってくるので団体スポーツであっても人数に苦しまなくて済む所、他の競技の子どもと交流出来たり全部の種目で共通の体つくりのプログラムを組み込めるところ、専門の指導者に教えてもらえるところ、多様な競技・年齢の人とつながりコミュニティが広がるところ、同じ目的の人が集まっているのでわだかまりを減らせる所等ちょっと考えただけでもこれだけ出てきます。
つまり、多くの可能性を秘めているという事です。
総合型地域スポーツクラブの数がもっともっと増えて、多くの人が満足にスポーツができるような環境を整え、破壊的イノベーションを起こしてほしいと思います。
ブルーオーシャン戦略とか破壊的イノベーションの使い方に関しては、とりあえずかっこいいから使いたいという中2病的な発想でもあります。
間違っていたら誰か教えてください、、、。