明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

部活という制度のエラー

夏休み中は部活指導がほとんどの時間を占めています。

 

 

まだまだまとまっていないチームですが、彼女らもちょっとずつチームとしてやれることをやろうとはしているようです。

 

 

色んな部分で成長してるなぁと感じながらも、部活動というそのものに疑問符が湧いてくることは少なくありません。

 

 

夏休み中はまだしも、学期が始まると再び勤務時間外の活動が普通になるし

 

彼らが時間ギリギリまで自主練をしようと思うのであれば僕ら教員はさらに残業しないといけなくなるし

 

部員ががんばろうとしているなか帰ろうとするとそれはそれで部員からの信頼も無くなってしまったりもするし

 

これって全部勤務時間外に活動すること前提であることが問題だと思うんですよね。

 

 

また、部活の中には目的が全然違う部員が混在しています。

 

 

めちゃくちゃ勝ちたい子、とにかく楽しみたい子、初心者の子など

 

色んな目的の子が混在するなかで部活を運営するとなると、当然どこかで亀裂が生じてしまう。

 

 

それはそれで彼女らの成長の糧になるかもしれませんが

 

やっぱりそんな中で運営するのって難しいなぁって思います。

 

 

勝利至上主義の部活にするのも違うし、かといって楽しむだけの活動はただのお遊びやし。

 

 

勝ちたい子が正解かとか楽しみたい子が正解とか、そんなものに正解はないしなんならそれぞれが成功やけど

 

やっぱり集団として向かうべき方向は同じじゃないといけないけど、それもなかなか困難を極めています。

 

 

色んなこと含め、きっと部活という制度自体に問題がある。

 

 

神戸市の中学校では部活を完全に外部に委託するようですが、少しでも早くみんなが納得できるような仕組みになればなと思います。