2年生になれば、また新しいクラスができて、新しい人間関係がたくさんできます。
ただ、お昼休みとかの様子を見ていると、やっぱり1年生の時から一緒にいる友達と昼食を食べる様子を見ることが少なくないです。
入学して、友達がほとんどいない不安な中で培ってきた友達っていうのは、特別なんですね。
2年生のクラス替えの時、「仲のいい友達がいない」と、悩んでいる生徒がたくさんいました。
せっかく1年生の時にできた友達と離ればなれになるのは寂しいし、不安になる気持ちももちろん分かります。
人間というのは、新しい環境が苦手なんだなと彼らを見ているとつくづく感じます。
しかし、そこでいかに新しい繋がりを作ることができるか。
それは社会に出て必ず必要なスキルだと僕は思います。
学校は、基本的に安心・安全を彼らに作ってあげることが必要だと思いますが
新しい環境を与えたり、いろんな所で不安になる部分を意図的に作って
それを克服させるようなことも必要なのかなと思いました。