学校で色んな人と関わっていると、そらはそれはもう尊敬する人から変わった人まで見かけますよね。
「この子すごいなぁ」と生徒を尊敬することも少なくないし、「なんでこんなことするんやろう?」という生徒ももちろんいます。
なんせ色んな生徒がいるなかで、「人はこうあるべき」という偏見をもつことは現代の教育ではよくないことで
いわゆる「多様性を認める」ということをもっとしていかないといけないと思うんですよね。
僕自身、それができているかどうかと聞かれると、これに関してはわりと人よりできると思っています。
というのも、生徒が思ってたのと違う行動をしていたり、突拍子もない事をしていたとしても
「こういう子もいるよね」と考えることができています。
こんな考え方ができるようになったのは、間違いなく大学のときに「放課後等デイサービス」のアルバイトを経験したからです。
友達に誘われて入ったバイトでしたが、そこは「自閉症」とか「ADHD」とか、そういったいわゆる特性持ちの子どもがたくさんいて
彼らも突拍子もないことをすることがあるのですが、
いや、突拍子もないことをして“しまう”という表現の方が正しいか。
そんな子がたくさんいました。
そんな経験をして、
自分が理解できないことをする人も、それなりの理由があるんだと考えることができるようになりました。
それは今の僕の教育観にももちろん通じていて
ルールを守らない、学校に来ないなど
その人なりの理由をちゃんと考えたり、話をしたりした上で指導をすることができています。
あのアルバイトはホンマにいい経験やったなぁ