“学び続ける教師”が最近よく言われるようになりました。
学ぶとは何でしょうか?
本を読むことでしょうか?
いろんな講演に参加することでしょうか?
普段の生徒の様子からいろいろ吸収することでしょうか?
上のいずれも僕は“学ぶ”に当てはまることだと思います。
学ぶ形は人それぞれ合う合わないはあると思いますし、自分のやりやすい方法で学ぶのが一番いいと思います。
そのなかで、西川先生が自らを成長させるためにはこうするべきと、ゼミ生に口酸っぱく言っていることがあります。
それは
本を読み、自ら考え、他者と議論する
という3つです。
この3つはどれか1つでも抜けたら成立しません。
新しい知識を入れるにはやはり本を読む必要があります。
しかし、本を読んで知っただけではまだ自分の物にはなっていません。
それを自分で考え、自分自身で納得したり、現実に落とし込んだりする作業が必要です。
しかし、それだけではそもそも自分だけの視点でしか物事を見れていませんし、もしかしたらその考え方が間違った考え方になっているかもしれません。
そこで必要なのが他者と議論することです。
自分が手に入れた知識や考えたことを他者と議論することで、その考え方がさらに精選され、より良いものへと変わっていきます。
この3つの流れは必要なものですが、形は人によって違っていいと思います。
例えば、新しい知識を手に入れるための“本を読む”は、動画を見たりして知識を手に入れる方法だってありだと思います。
最近はせ物事を詳しく解説してくれるYoutuberの方もたくさんいらっしゃいます。
自ら考えは、メモに残して分析してみてもいいし、僕のようにブログを書いたりしてみてもいいかもしれません。
他者と議論するは、もちろんリアルに話をすることが出来れば一番いいかもしれませんが、ネット上でやり取りするのもありだと思います。
僕がやっている方法としては
“本を読む”に関しては、素直に自分の気になった本とか、誰かにお薦めしてもらった本を読んだりしています。
また、世の中のことに関して、Youtuberの"せやろがいおじさん”が詳しく解説してくれているので、その動画を見て勉強したりしています。
次に、“自ら考え”の部分はもっぱらこのブログです。
ブログを書きながら「あれ、これってどういうことやっけ?」と感じれば、また本を見返して自分の中にその考えを落とし込みます。
「あのときどう考えてたっけ?」も、ブログであれば見返すことも容易ですので、とても便利です。
また、毎日ブログを更新することを課しているので、普段の生活からもなにかを学ぼうとします。
「あ、このこと書こう!」と思ったことは、ブログのタイトルにしておいて、内容については後で書くといったこともしています。
最後に他者と議論することです。
ゼミ室には西川研究室だけではなく、いろんなゼミのゼミ生がいますので、その人達に僕の話を聞いてもらったり、普段よく一緒にいる相手に「○○って本読んでんけどな、その本には・・・ってことがかかれててな」と話をしたりもしています。
また、ブログやFacebookのコメント欄でも誰かと議論したりもしています。
不特定多数の人に見ていただくことによって、自分の考え方の間違いや修正点を知ることもできます。
このように、沢山の形があっていいと思いますが、大切なのは“本を読み、自ら考え、他者と議論する”ことです。
是非皆さんも自分なりの学びの形を確立して、成長し続けられる自分になりませんか?