「仕事ができる人間」とはどういう人間か?というところに興味があります。
大学院のときに、仕事に必要な能力は何なのか、というところを研究していた友人がいたのですが
その友人の論文では、企業の方にアンケートをとりまくった結果「離れた年齢の人とコミュニケーションがとれること」という風に結論付けられました。
じゃー、どうやったらそんなスキルが身に付くのかというと、そこははっきりしたものはきっも無いんですよね。
「人に気を遣えるかどうか」とか、「積極的に話しかけられるか」とか、人と関わるためのスキルには色んなものがありますが
人とコミュニケーションをとれるかどうかなんて、1つの要因じゃ決まりませんよね。
と、ここまで話をして来たのは、「仕事ができる人間」というよりは、「仕事をするために必要な最低限の能力」と言えると思います。
じゃー、結局仕事ができる人というのはどんな人なのか?
そんなことが気になって、楠木建さん、山口周さんの『「仕事ができる」とはどういうことか?』を読み始めました。
まだプロローグしか読めていませんが、そこでは「この人がいないとダメだ」とか「このひとならやってくれる」と思われる人が仕事ができる人だと書かれてあります。
そのために必要になってくるのが、「センス」だそうです。
「センス」と対の形で出てくるのが「スキル」で、スキルがある人は「作業」はできますが、それが直接「仕事」ができるかどうかは関わってこないそうです。
さて、このセンスの正体とはなんなのでしょうか。
読み進めるのが楽しみです。