テニスの大坂なおみさんが、全米オープンで2年ぶりの優勝を果たしましたね!
おめでとうございます!!!
さて、大坂なおみさんと言えば、直前のウエスタン・アンド・サザン・オープンで、黒人男性が背後から警察官に撃たれた事件の抗議として、準決勝のボイコットを一時表明したことが話題を呼びました。
また、全米オープンでは全7試合で、黒人に対する人種差別や警察による暴力の犠牲者の名前を書いたマスクを着用して姿を現しました。
大坂選手はそのマスクを着用することによってどのようなメッセージを世の中に送りたかったのか。
優勝直後のインタビューでマスクについて聞かれると、このように答えました。
「逆にあなたに質問します。あなたが受け取ったメッセージは何でしたか?会話を始めることが目的でした。メッセージをあなた方がどのように受け取ったかに興味があります。話し合いが起きれば良いと。USオープン会場の外で起きていることについては詳しくないですが、より多くの人がこのことを語る(きっかけになる)といいと思います。」
この回答は僕にとって非常に印象的でした。
大坂選手は大会へのボイコットや黒マスクの着用によって、黒人への差別や警察の暴力に抗議する活動をしてきましたが、「大阪選手すごいなぁ、かっこいいなぁ」で終わってはいけないのです。
たしかに大坂選手のこの取り組みは素晴らしい事です。
でも、この活動を見た人々がどのように感じ、行動するかが一番大切なんです。
大坂選手は勇気をもって、黒人に対する差別に対して立ち向かい、行動しました。
これを見た皆さんは、どう感じましたか?
何をしますか?
大坂選手の活動は世界で黒人差別に対する見方や考え方は変わるきっかけになると思います。
しかし、これから本当に世界が変わるかどうかを決めるのは、世界中の人達一人ひとりです。
多くの人が黒人差別に対する考え方がいい方向に変わり、「え、お前まだ黒人差別なんかしてんの?引くわぁ、、、」といったような良い同調圧力が働けば、素敵な世界に向けてまた一歩前進するのではないでしょうか?
私たち一人ひとりもできることはあります。
最近はこのように気軽に発信ができるようになりました。
大坂選手の記事や黒人差別に対する投稿ををみなさんが拡散するだけでも変わると思います。
大坂選手の勇気ある活動を機に、黒人差別に対しての考えを広げ、いずれは黒人も白人も東洋人も、肌の色なんて関係ない素敵で平和な世界が来ればいいなと僕も願っております。
最後に改めてもう一度。