明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

俯瞰してみた方が

『学び合い』をするに当たって大事なことは、「見ること」、すなわち評価することだと何回か書いたことがあります。

 

 

彼らがどんな姿で課題に取り組んでいるのか、どんなところが良かったか、どんなところを改善すべきなのか

 

 

生徒を見るために、活動中は結構歩き回るようにしています。

 

 

その一方で、遠くから俯瞰して全体を眺めていた方が、生徒の様子が分かることも多いです。

 

 

近くで手元を見なくても、遠くから彼らを見ていれば、手が動いているのかとか、彼らの目線とか、会話の内容とかで

 

ちゃんと課題に取り組んでいるのかを知ることができます。

 

 

むしろ、遠くからの方がいいのかも。

 

 

教員が近づくと、彼らの手は動き始めます。

 

 

彼らは教員の様子を見ていないようでしっかりと見ています。

 

 

遠くの方から、自分の気配をできるだけ消すように彼らを眺めていた方が

 

彼らの素を見ることができます。

 

 

そんなことを感じながら、最近は彼らを見ています。