『学び合い』をするに当たって大事なことは、「見ること」、すなわち評価することだと何回か書いたことがあります。
彼らがどんな姿で課題に取り組んでいるのか、どんなところが良かったか、どんなところを改善すべきなのか
生徒を見るために、活動中は結構歩き回るようにしています。
その一方で、遠くから俯瞰して全体を眺めていた方が、生徒の様子が分かることも多いです。
近くで手元を見なくても、遠くから彼らを見ていれば、手が動いているのかとか、彼らの目線とか、会話の内容とかで
ちゃんと課題に取り組んでいるのかを知ることができます。
むしろ、遠くからの方がいいのかも。
教員が近づくと、彼らの手は動き始めます。
彼らは教員の様子を見ていないようでしっかりと見ています。
遠くの方から、自分の気配をできるだけ消すように彼らを眺めていた方が
彼らの素を見ることができます。
そんなことを感じながら、最近は彼らを見ています。