「教員をいつまで続けるのか?」
というのは、若手教員の中でわりと話題になります。
結構多くの人が、ずっとは続ける気はないそうで。
その要因は、やっぱり働き方でしょう。
特に義務教育の先生は、非常に疲弊している人が多いと感じます。
昔に比べれば専科の授業は増えたそうですが、それでも授業の数は多いし
定時を越えてからの会議なんて当たり前。
いくら教員が素晴らしい職業でも、心身が持たない人が多く出てしまう働き方は間違いなく健全ではありません。
また、教員という立場が弱くなってしまっていることも要因としてあげられる気がします。
言葉遣いをはじめ、結構気を遣うことが多いんですよね。
何かあればすぐ教員の責任。
そりゃ暴言とか体罰はダメですけど。
あれだけ多くの生徒を見ていれば、合う生徒、合わない生徒がいるのは当たり前。
教員だろうがそうじゃなかろうが、人と人が関わっていることなのでそれは仕方がない。
でも、生徒からは多少何をされても教員は我慢しないといけないのに
教員側は生徒にちょっとでも何かして、それをどこかで報告されてしまうとそれで負けてしまう。
立場が非常に弱い上に、心身ともに疲弊してしまう人が多い職業。
何とかしないと、教員採用試験の倍率は下がる一方。
せめてどの校種の人も定時で帰れるよになればいいのにな。