明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

雰囲気作りについてのアドバイスの難しさ

今日は練習試合。
 
 
テニスは、自分の試合が終わるごとに生徒がアドバイスを求めに来ます。
 
 
僕はテニスのことはわからないので、雰囲気のこととか流れのこととか
 
そういったことを彼女らにアドバイスしています。
 
 
今日は、「今回の試合はちょっと雰囲気悪かったけど、いいときはいい、悪いときはわるいじゃなくて、どんなときでも一定の雰囲気を作れるといいよね」
 
といったアドバイスをしました。
 
 
すると彼女らは「もっと声を出せばいいんですか?」と少し不機嫌そうに質問してきました。
 
 
よくスポーツでは、雰囲気を作るために声を出すということをしていますが
 
雰囲気を作るための手法として声を出すだけではないと思うんです。
 
 
全く話をしないペアでも雰囲気はいいところはあるし
 
声を必死に出していても雰囲気が悪いペアもあるし
 
 
ただ、それをなかなか彼女らに伝えることができませんでした。
 
 
技術的なところではなく、雰囲気作りなんで
 
色んな雰囲気の作り方があって
 
そしてそれに正解はない。
 
 
でも、雰囲気ひとつで試合の流れは大きく変わります。
 
 
そんな、正解はない、そして目に見えないものについての伝え方って難しいなぁと思いました。