明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

働き方改革の研修を受けました。

常勤講師の研修で、動画を選んで見てくださいってやつがあったので
 
迷わずに働き方改革についての動画を見ました。
 
 
みなさん、学校にどのぐらいいますか?
 
 
学校にいるあいだに時計の針が1週する人、過労死ラインを越えてます。
 
 
学校現場では、熱心な先生ほど過労死のリスクが高いそうです。
 
 
どうすれば勤務時間を短くできるのか、そもそも働き方改革をする理由とはなんなのか。
 
 
そんな内容になっていました。
 
 
 
働き方改革は、職員の健康を守るためだけでなく
 
教育の質の向上だったり、教員志望者の増加に繋げる狙いもあります。
 
 
心身ともに疲弊してしまっては、どれだけ熱心に教育しても質は半減してしまいますし
 
ブラックだということがSNS等で広まってしまったため、教員採用試験の倍率も年々低下しています。
 
 
じゃあどうすれば改革できるのか。
 
 
ポイントは、取捨選択です。
 
 
子どものためといってあれもこれもする。
 
 
ほとんどの教育活動はやる意味があるのですが
 
かといって、あれもこれもやってしまうと、それぞれの質が下がってしまいます。
 
 
学校行事はなんのためにするのか
 
修学旅行では本当に何かを修学しているのか
 
 
それぞれの活動の目的を明確にして、それが本当に学校でやらないといけないのか、というところを考えると
 
仕事の取捨選択も進んでいくと思います。
 
 

 
子どものためといってあれもこれも手を出してしまうことは、結局教育そのものの質を下げてしまう恐れがあります。
 
 
かといって、教育委員会や管理職からの改革に期待するのもナンセンスです。
 
 
僕ら平の教員でもできることはあります。
 
 
一人一人ができることをやり続けましょう。