明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

7つ目の習慣~刃を研ぐ~

7つの習慣の7つ目の習慣「刃を研ぐ」についてです。


これは、

①体調(肉体)
②観点(精神)
③自律性(知性)
④つながり(社会・情緒)

の4側面からバランスよく自分を磨き続けるという習慣です。


つまり自分を磨き続けなさいって事ですね。


これらを磨き続けることで、今までの1~6の習慣の効果が高まってきます。




具体的に言うと

①肉体を磨く
健康的な体を維持し、第1の習慣である「主体的である」を継続しやすくする。

②精神を磨く
自らの価値観を深く見つめることで、第2の習慣である「終わりを思い描くことから始める」の効果が大きくなる。
芸術鑑賞とか自然に触れるとかは特に効果的。

③知性を磨く
情報収集力や選択力を高めることで、第3の習慣「最優先事項を優先する」上での判断力が高まる。

④社会・情緒を磨く
人間関係の中で自分の価値観に忠実でいる事を意識することで、第4、第5、第6の習慣の効果が高まる。

って感じです。




7つの習慣は、

第1~第3までは自立を達成し、「私的成功」をおさめるための習慣

第4~第6までは相手との高度な依存関係(相互依存)を築き、「公的成功」をおさめるための習慣

そして第7は、第1~第6までの習慣の効果を高めるための習慣です。



人間は生まれた時、最初は他人に依存した状態から始まります。


他人頼りの状態ですね


そこから自立を目指し、自立した人間は他人を尊重しあって高度な「相互依存」という状態になります。


依存は他人に頼りきりの状態ですが、相互依存とはお互いを高めえる状態です。


この、相互依存の状態を目指す必要があります。




これら全ての習慣は互いに相互に影響しあっているため、どれか1つだけ伸ばすことはできません。



また、できるようになるにも順番があります。


割り算ができないのに一次方程式ができないのと一緒で、第1の習慣ができていなければ第5の習慣はできません。


自分は今どこの段階なのか、確実に見極める必要があります。


僕は今まで7つの習慣について、1つずつ記事にしてきてわけですが、どうやら僕は第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」が課題のようです。




7つの習慣は、人生におけるテクニックではなく原則であり、どんな仕事、どんな境遇の人にも当てはまる事が書いてあります。


そして、これらができるようになれば、自分自身の人生を好転させることもできるかもしれません。


みなさんもぜひ、自分が今どこの段階なのかを見極めて、自分の課題を意識的に克服してみてください。



自立(私的成功)の習慣
第1の習慣「主体的である」
第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」
第3の習慣「最優先事項を優先する」

相互依存(公的成功)の習慣
第4の習慣「Win-Winを考える」
第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」
第6の習慣「シナジーを創り出す」

自分磨きの習慣
第7の習慣「刃を研ぐ」