書籍『生徒に一生涯の幸せを与える学級経営』の読書会に参加しました

昨日、書籍『生徒に一生涯の幸せを与える学級経営』の読書会に参加しました。



読書会というイベントは初めてだったのですが、本の内容についてみんなで楽しくお話するイベントでした。




今回の書籍についての僕の感想は、先日ブログ(

『生徒に一生涯の幸せを与える学級経営』ー西川純ベストアルバムー - 自分らしく生きる

)に挙げさせていただいておりますのでそちらをご覧ください。





さて、今回の読書会では、西川研究室のOBや現役の人と多く話をさせていただいたのですが、『学び合い』をとりあえずやってみている、という方ともお話をさせていただきました。



西川研究室のOBの方は、僕と同じように今回の書籍について「あー、今まで読んだことあるなぁ」と感じていた方が多かったようです。



唯一最後の付録の部分だけ今までと違ったかなぁと思うのですが、それすらも西川先生のブログのコピペだなぁと感じました。



あ、西川先生が手抜きで本を書かれたと言いたい訳ではないですよ、、、。





ここで皆さんと話し合ったことは、この本に書かれている事はテクニック的な所ではなくて、何で教育をするのか、教育の目的とはなんなのかという原則が書かれているということです。



決して小手先のテクニックではなく、教育の本質がこの本に書かれてあります。



また、西川研究室出身者が「あー、読んだことあるなぁ」と感じるということは、それだけこの本に書かれている本質の部分は時代が変わっても変わらないんだということです。



ひとつひとつの事柄に対しての解決策ではなく、教育はなぜしなければいけないのか、なぜ上手くいかないのかが書かれている。



その部分が他の本とは特性が違うんだなぁと感じました。





西川研究室の出身者では無い方ともお話させていただきました。



その方は、西川先生のお言葉を借りて「『学び合い』は他の教育とくらべて“まし”だと感じています」とおっしゃっていました。



『学び合い』にも限度があり、万能ではないんですよね。



生徒に自由に活動してもらうけど、自分の思っている方向には導きたい。



そんな矛盾と戦いながらも、まずは教師が『学び合い』を理解し、『学び合い』と折り合いをつけながらやっていく必要があるんですよね。





話に出てきた内容として、やはりタイトルに「学級経営」という言葉が使われているということが挙げられました。



おそらく、西川先生の書籍で「学級経営」というタイトルがついた本は初めてではないでしょうか?



ここはこの書籍の1つのポイントだと思います。



これについても、学級経営のテクニックが書いてあるのではなく、もっと教育の本質的な所が書いてあります。



学級崩壊が起こるのはクラスのリーダーが教師を見限っているからだとか、不登校がなぜ起こるのかとか。



この辺りは多くの『学び合い』の書籍に書かれてあるのですが、逆にこの『学び合い』の本質を理解できれば教科教育ではなくあらゆるところで応用できるということです。



だから、『学び合い』で学級経営もできるんですね。



結局、やっていることと言えば

 

・最初に「○○が今日の君たちの目標です。みんなで力を合わせて達成してね。ではどうぞ」

・終わりに「今日の君たちは○○がよかったけど○○はよくなかった(タイミングに応じてこれからの社会は・・・と付け加える)。次、期待してるよ」

・次の機会に「○○が今日の君たちの目標です。前回は○○がよくて○○は良くなかった。今回の君たちの活躍に期待してるよ。ではどうぞ。」

・終わりに「今日の君たちは・・・以下省略」

 

の繰り返しなんですよね。



これをするために理解しておかなければならない原則が、この本に書かれてあります。



『学び合い』を実践しようとしている人には、最初の5冊と言われる書籍よりも先にこちらを読んでもらいたいです。






もう一つ、宗教団体に属していて、そこにのめりこみすぎて集団にいられなくなって、学校をやめてしまった人の話も書籍に書かれているのですが、この事についても触れられました。



この部分は、僕も気を付けないといけないなぁと感じています。



『学び合い』について大学院で学んで、「これだ!」と思ったから僕は今も現場で『学び合い』をしているのですが、他の教育法を否定しだすと集団にいられなくなります。



僕も心のどこかで「『学び合い』が一番いい」とか「生徒を救えるのは『学び合い』だけだ」とかそういった事を考えているというのは薄々感じています。



まぁ言ってしまえば「謙虚さが足りない」という事なんですが



他の教育法を実践されている方も僕と同じで「これだ!」と思って実践されています。



それらを否定するんじゃなくて、お互いに話をして、いいところを掛け算することでお互いを成長させる。



自分はもっとこの部分を持たないといけないなぁと感じました。






たくさん書いてしまいましたが、それだけ楽しい時間だったということです。



こんな機会を作って頂けて、本当に感謝です。