明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

再読『7つの習慣』~パラダイムシフト~

king of 自己啓発本とも言える『7つの習慣』を読み直しています。



7つの習慣』は僕が最も好きな本の中の1つです。



何が好きかって、人生において困難を脱するためとか成功するための細かいテクニックが書いてあるノウハウ本ではなくて、人生の何においても通用する原則を書いている本だと言う所が気に入っています。



まだまだ序章の所しか読めていないのですが、そこまででも十分学びはありますので書き残したいと思います。





序章では、「パラダイムシフト」について書かれてあります。



パラダイムとは、ものの見方や考え方の事、つまり自分の考え方を変えていきましょうって事が書いてあります。





人間は、全員自分のパラダイムという眼鏡を通して世界を見ています。



その眼鏡に気付ける人はなかなかいません。



赤色のレンズのサングラスをかけているにも関わらず、その眼鏡に気付いていないので、世界が本当は青かったとしても赤色に見えてしまってしまうんです。





また、多くの人は自分中心のパラダイムだそうです。



だから、なにか不都合があったとしても自分を変えようと思わない。



なぜあの人はああなんだ、なぜこの道は混んでいるんだ、なぜ自分の子はできが悪いんだ、なぜ・・・




ただ、なかなか人を変える事は難しいです。



そして相手には相手の都合があります。



もしかしたら、その相手は昨日大切な人を失くしたばかりかもしれません、その道の前の方で大きな自己が起こっているかもしれません、その子は実はもっと違う分野ではスーパースターになれるかもしれません。



全て自分目線で考えていると、自分の思い通りにならないことにストレスになってしまいますし、先ほども言いましたが相手を変える事は非常に困難です。





だから、自分の考え方を変えてみましょうというのがパラダイムシフトです。





自分の子は確かに学校の成績は悪いかもしれません。



しかし、スポーツに非常に長けていて、将来プロ野球選手になれるかもしれません。



自分中心のパラダイム(自分が子どもに望む未来)から、相手中心のパラダイム(自分の子どもが望む未来)にシフトすることができれば、その子は将来芽を出すかもしれません。



自分の考えを押し付けるだけでは子どもとの関係はどんどん悪化してしまいますが、子どもに寄り添って成長していければ子どもとの関係もどんどん良くなっていきますし、子どもの成長を素直に喜ぶことができます。





このように、自分中心のパラダイムから相手中心のパラダイムにシフトチェンジする事は、人生を幸せに生きていく可能性は広がっていきます。





他にも序章では、目先の利益と長期の利益のバランスについて「ガチョウの黄金の卵」を例に挙げて説明してますが、記事が長くなってしまいそうなので今日はこの辺で。




やはりこの7つの習慣は読んでいてワクワクしますね。



小説や漫画版もありますので、まだ読んでいない方はぜひ読んでみてください。