『普通の会社員でもできる日本版FIRE超入門』を読んでの話です。
もう少しで読み終わるのですが、ここまでで出てきた話を備忘録的に書き残しておきたいと思います。
FIREをするためにはただ銀行にお金を預けているだけでなく、自分で株式をしたり投資信託をしたりして、お金を動かしていく必要があります。
この書籍でおススメされていたのが、インデックス投資です。
インデックス投資とは、特定の指数と連動した値動きを目指す投資方法です。
テレビとかでよく聞く「日経平均株価」とかがこの指数の1つですね。
投資家たちはこのあたりの指数を参考にしながら投資をするそうです。
このインデックス投資は、インデックス(株価指数)と同じ値動きになるよう設計されたETF(上場投資信託)やインデックス投信を購入するだけで始めることができます。
インデックス投資のいいところは、そのインデックスを構成する複数の銘柄に分散して投資することで、リスクも分散することができます。
もし、1つの株だけを買ってその会社の株が暴落すると大打撃になってしまいます。
しかし、複数の銘柄に分散して投資することで、1つが駄目でも他で補うことができるようになります。
このコロナ禍において、カラオケ屋と任天堂に分散投資していれば、カラオケ屋は大暴落ですが任天堂は急上昇で結果±0ですよね。
じゃあ利益がでないんじゃないの?と考える人もいそうですが、実はそうではありません。
長期的に投資すると考えると経済は絶対に上向きになっていますし、今までのデータを見ても20年スパンぐらいで考える利率がマイナスになる部分はほぼ0だそうです。
リーマンショックとかオイルショックとかコロナショックとか戦争とか、世界ではいままで数々の事件がありましたが、それを乗り越えながらどんどん世界は便利に、豊かになっていっています。
そう考えると、低リスク(ほぼ0)でお金を確実に増やせるインデックス投資は賢い選択だといえます。
ポイントは、長期・分散・積み立てです。
ここで注意してほしいのは、インデックス投資では大きな利益は見込めないということです。
数値が安定しているということはそれだけ上昇も緩やかだし、下降も緩やかです。
もっとお金を増やしたい!と思うならば、自分で指標等を見ながら株を買うなどしなければいけません。
しかし、毎日チャートをみてそれに応じて株を売ったり買ったりするのは非常に手間だと思いますし、増える可能性があるということは、それだけリスクがあるということです。そこはセットです。
チャートを見て株を売ったり買ったり、そんな過程が好きな人ならそれをすればいいと思いますが、多くの人は段々と手間になってくると思います。
だからまずは、ETFなどの等のインデックス投資を始めることをおススメします。
お金を増やすというよりも、新しい貯金の仕方と考える方がいいのかもしれないですね。