剣道の授業をしています。
まだ単元の最初なので礼法をやっています。
立礼、正座、座礼、左座右起、黙想など・・・。
ところが、彼らの多くは正座をすると「痛い!!!」と、数秒しか正座をすることができません。
確かに体育館の床に裸足で正座するとすぐにしびれてしまいそうですが、そんな足つぼ推した時ぐらい叫ばれるとなぁ、、、。
足首が硬いから?
コンプライアンスが叫ばれる今、「ちょっとぐらい痛くても我慢しなさい。それが精神を鍛えることに繋がります。」なんて真顔で言ってしまうと、下手すると体罰になりかねません。
そのあたりってどうなのでしょうか?
まぁ別に将来正座をする事とか、左座右起で立ちすわりする事とかもありませんのでこれができた所で別に彼らにとって得かどうかは別の話になるんですが、かといって礼法は剣道をやるにあたって必要な項目なのでやらないわけにもいきません。
ってかそもそも礼儀作法を教えるんやったら体育で剣道を取り入れるんじゃなくて、日常生活で必要な場面を想定したアクティブラーニングとかすればいいのに。
まぁ分からんでもないけど、もうちょっと教科で目指すところを明確にして(指導要領で明確にはなってるんですが)、やることを絞っていった方がいいのになぁと思います。