明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

エキスパート・ノービスを実感

特別支援学級の数学を担当しているのですが、先日は通常学級の数学の授業を参観に行ってみました。




同じところを数学の先生がどのように教えているのかを見るだけでも、ものすごく勉強になりました。






ただ、僕が今日最も勉強になったなと思ったのは、




分からない子がどこでつまづいているのか、僕には分からない




ということです。






今、比例式の所をやっているのですが、比例式って問題で与えらえられているxとyを

 

y=ax

 

にあてはめればできる所なんですよね。




これが文章題になっていたとて、文章で与えられている条件をy=axにあてはめればできるんです。




僕が中学生の頃は、数学は得意だったので割とすっと解くことができるようになりました。



逆に、つまづいたことがないので、彼らがつまづくところが分からないんです。




僕ができるだけ分かりやすくかみ砕いて説明しても、彼らの頭にはずっと「?」が目に見えるように浮かんでいました。




先日の記事でも書きました「エキスパート・ノービス」。



こういうことなんですね、、、。