明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

SAOのような世界に適応するために

テスト期間で部活が無かった土日。




最近の休日の多くは本を読んで過ごすことが多かったのですが、今週は割とダラダラ過ごしました。




全てはPrimeビデオのせいです・・・。






中学生におススメされたアニメを見ていると、気が付けば時間が経ってしまうんですね。




1週間で東京リベンジャーズと約束のネバーランドを配信されている分全て見終わってしまいました。




こうしてたまにはだらだら過ごすのも悪いもんではないですね。






そして日曜日は、ソードアートオンライン(SAO)の映画を友人と見に行きました。




SAOとは、完全バーチャル世界でのゲームのお話です。




SAOをプレイするためには、ナーブギアと呼ばれるマスク?ヘルメット?をかぶり、その脳から出る電波によって五感を完全バーチャルの世界に移動させる必要があります。




SAOソフトの発売初日、多くのプレイヤーがSAOの世界に飛び込みますが、ログアウトボタンを開発者によって消滅させられてしまいます。




おまけに現実世界でナーブギアを他人が無理やり取ると脳からの電波によって脳死状態に、またゲーム内で死んでしまえば現実世界でも死んでしまうことになります。




そんな世界でゲームクリア(現実に帰る)ことを目指すプレイヤーの物語です。






アニメでは、SAO発売は2022年となっており、それって来年やんとか思いましたが、近い将来こういうこともあり得るよなって考えていました。




ちなみにSAOのアニメ開始は2012年なので、当時からすると10年後の設定ですね。






ナーブギアで仮想世界に行っている間は、脳はナーブギアに支配されている状態です。



ということは、ナーブギアをつけている人の脳は開発者によってどうにでもできる状態ということです。



恐ろしい・・・



また、今回のSAOの場合は月ですが、基本的にゲームの世界では何回死んでも生き返る事ができます。



しかし、それを現実の世界にも転用してしまう人がでてきたら・・・



逆に怪我とか病気でもう体が動かせなくなっている人にとっては、仮想世界に行けば自由に身体が動かせるようになるので、それはそれでいいことではありますよね。






いろんなメリット、デメリットが考えられますが、きっと世界はそっちの方向に流れていきます。




N高等学校では、VRゴーグルを使っての授業を普通にしたいという願いを込めて、VRを使うコースの名称を普通科プレミアムから普通科に変更し、今まで普通科と呼ばれていたコースを普通科ベーシックと名称を変更しました。




音やにおい、感覚等の五感まで感じれるような仕組みが現れるようになり、よりSAOの世界に近づく事が予想されます。




そんな世界に近づくことを恐れ、拒絶するのではなくそれらを受け入れてより自分の生活に適応させる努力をしなければならないと思います。






教育でも、これまでの生活の安心感につかるのではなく、変化についていけるような子どもを育てる必要があるなと感じました。




そのためにも、僕ら教員が常に学び続ける姿勢を子どもたちに見せる事が必要ですよね。ような