今日はこの本についてです。
みんなで取り組む『学び合い』入門 (THE教師力ハンドブック) https://www.amazon.co.jp/dp/418271816X/ref=cm_sw_r_apan_glt_i_Q3383V0T5D5D77A99475
今の自分が一番読まないといけない本だったなと感じています。
僕は、今まで『学び合い』の研究をしてきたし、『学び合い』の実践についても大学院時代から考えるともう3年目になります。
まぁ実際に教員になって、自分で授業を持ってからと考えるとまだ半年ちょっとにすぎませんが、それでも僕には『学び合い』が合ってるし、子どものためを思うとなおさら『学び合い』をすべきだと考えています。
理論的にもそこそこ『学び合い』について話すことができます。
『学び合い』関係の本をたくさん読んできましたし、研究をするときに『学び合い』についての先行研究をよんだりもしました。
だから、理論的な所もまだまだ話ができない所もありますが、話をすることができると思います。
ただ、気をつけてはいたもののそれでも『学び合い』について他の誰かに理解してもらおうと頑張ってしまっていた気がします。
もちろん、誰かに広がれば自分にとっても子どもにとってもいいことだと思います。
しかし、どれだけ理論が正しくても、それを理解したくない人に話をしても理解してもらえる訳はないし、そんな人を深追いして理論を話せばむしろ『学び合い』への抵抗感を強めてしまいます。
僕は、『学び合い』は理論が正しいのだから、話せば多くにの人に認めてもらえると過剰に期待をしてしまっていたなと考えています。
いくら正しくても、いくら魅力的なものでも、新しい何かに手を出すことってなかなかエネルギーがいることだし、現状で問題が起きていないにも関わらずやり方を変えて失敗してしまうリスクを受け入れられる人もなかなかいません。
書籍にも書いているように、多くの人は安全で確実な方法を選びます。
理論で説明して「それいいやん!俺もやってみる!」ってなる人なんてたかだか10%にも届きません。
多くの人はあくまで理論より結果を見ています。
だから、僕がやるべきことはとにかく結果を出すこと。
それに限るんだなと思いました。