教師が教えるという時代はとっくの昔に過ぎ去った

『学び合い』の本を読みなおそうと思い、まずはこの本から読みました。

 

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簡単で確実に伸びる学力向上テクニック入門<会話形式でわかる『学び合い』テクニック> (THE教師力ハンドブック) 西川 純 https://www.amazon.co.jp/dp/418166516X/ref=cm_sw_r_tw_dp_73CB86Q3QEC114XMYWH8

 

 

『学び合い』にしても、それ以外の何かにしても、普通と少し違う方法の教育をすることってなかなか現場ではやりにくかったります。

 

 

 

でも、結果をしっかり出していれば文句は言われません。

 

 

 

そういった事は何をやるかではなく、誰がやるかで決まると思います。

 

 

 

 

学校教育の中での分かりやすい結果は、はやり学力の向上だと思います。

 

 

そこで、『学び合い』がなぜ学力を向上させることができるのか、という所から見直そうと思い、この本を手に取りました。

 

 

 

そもそも、学力って何なのでしょうか?

 

 

テストの点数?それともそこに現れないような深い理解の事?

 

 

まずは、学力というものが何なのかという事を定義しないと上げようがありません。

 

 

また、認知心理学によると、人間の知識や能力というものは、その時の状況に大きく依存するそうです。

 

 

つまり、「NRTの数学のテスト」と「CRTの数学のテスト」で必要とする知識はまた別物という事です。

 

 

そこで、どのテストに照準を合わせるかという事を決める必要があります。

 

 

 

 

また、子どもたちの成績の平均を上げようと思うのなら、大切なのは深い学びなんてものではなく、基礎的な知識です。

 

 

テストの点数が20点の子に深い知識をつけるような授業をしたって、その子は何も分かりません。

 

 

そもそも深い知識って何なのでしょうか、、、?

 

 

僕は、僕自身も結果を出したいし、子どもにも結果を出してもらおうと思ったら、数字で表せないような深い知識を追い求めるよりも、基礎的な知識を確実にする教育をした方が確実に点数は伸びます。

 

 

 

そもそも、何時間もかけて教材研究をしたとて、その授業法が合う子どもは点数が上がるし、合わない子どもは点数が下がってしまいます。

 

 

 

大切なのは、生徒が自分に合う勉強法を選べることだと思います。

 

 

そして、『学び合い』であればそれが実現可能です。

 

 

子どもたちに課題を出し、その課題を達成するためだったら一人で黙々とやってもいいし、友達と一緒に取り組んでもいいし、ネットで調べてもいいし、、、。

 

 

先生一人で授業をしていたらその先生に合わない子はなかなか成績を伸ばすことができませんが、『学び合い』ならクラスの人数分の自分の先生を選ぶことができます。

 

 

 

全員に一緒に同じような指導法をすれば絶対に合わない子が出てきます。

 

 

しかし、そんな合わない子を置き去りにして授業をすることはよくないと思います。

 

 

ただでさえ「個に応じた指導」とか、「きめ細やかな教育」とか言ってるのに、置いてけぼりをつくってしまう授業はよくないですよね。

 

 

 

 

そもそも教育の目的は「人格の完成」であって、すべての教育はそこに向かわなくてはならない。

 

 

まぁ今日の所はそこは置いておいて、子どもの学力を上げようと思ったら結局自分一人でできる事には限界があります。

 

 

子ども一人一人が自ら学び方を選択してもらい、教師はその子どもの活動をサポートしたり、ファシリテートしたりする。

 

 

 

もう、教師が教えるという時代はとっくの昔に過ぎ去ってしまったんですね。