子どもの「今」ではなく「未来」を見て教育すべき

教育の中で「○○市中学生の学力の平均が下がっている。選択肢が狭まっているので、学力の向上に努めなさい」とか、「○○県の体力テストの成績が下がっている。生徒の健康にも影響を与えるため体力向上に努めなさい」とかそういった話が持ち上がる事がよくあると思います。




でも、それって子どもの「今」を見て教育しているんですよね。




子どもの「今」って大切ですよね。僕も中学生とか高校生の頃の思い出はいまだに心に残っています。




小学生以前の思い出は記憶からほぼ消えてしまっているのが不思議ですが・・・どこに行ってしまったんでしょうか、僕の小学生以前は。






確かに子どもの今は大切かもしれませんが、本当に大切なのは卒業した後だと思います。




人生100年時代、学校を卒業しても彼らはまだ人生の5分の1にすぎません。




本当に大事なのは、先生や学校が守ってくれなくなる、つまり社会に出た後にいかに社会で生き残っていけるか、いかに幸せな人生を過ごすことができるようになるかだと思います。




そんな「未来」を考えて教育することができているでしょうか?





学力低下によって選択肢が狭まっているので、放課後に勉強する時間を作ろう」


学力にだけ注視することで偏差値教育というレールに乗せ、むしろ将来の職業選択の選択肢の幅を狭めていませんか?




「子どもの体力が低下しているから、朝の時間で運動場を走らせよう。」


今の体力は向上するかもしれませんがそれがきっかけで走ることが嫌いになり、生涯スポーツの妨げになっていませんか?




「問題行動が多い生徒に対して教員を付け、行動を制御しよう」


卒業して先生がいなくなったら・・・どうするんでしょう?





子どもの「今」ばかり見て教育することは、子どもの「未来」の可能性を奪ってしまう可能性があることを、僕ら教員は心得ておくべきです。