『モチベーション3.0』という本を読んでいます。
前々から読みたいと思っていましたが、メルカリとかでもなかなか高くて・・・と思っていたらブックオフオンラインで500円になっていたので即買いました。
ダニエルピンクさんの書籍は、『フリーエージェントの社会の到来』や『人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する!』を読んだことがあるのですが、なかなか面白くて。同じ方が書いた書籍だったので興味がありました。
まだまだ読んでいる途中なのですが、備忘録として残します。
そもそも3.0って、まず1.0とか2.0とはなんでしょうかという疑問があると思いますのでそこから示そうと思います。簡単に言えば
モチベーション1.0→生存を目的とする人類最初のSOS
モチベーション2.0→アメとムチ(外発的動機付け)
モチベーション3.0→やる気(内発的動機付け)
です。現代はこの2.0から3.0の過渡期(すでに2.0では通用しない?)に入っています。
もちろん、モチベーション2.0があったおかげでこうして生活が豊かになったのは事実ですし、ピンクさんも決して2.0を否定しているわけではありません。
2.0は以前の1.0に比べると非常に生産的なやり方です。しかし、この概念は人間を機械の部品の1部して考えているようなものです。報酬によってやる気を出すというのは、馬の前に人参をぶら下げているのと一緒だとも書いてありました。
仕事が以前と比べて非常にクリエイティブになっている現代ではこの考え方は相容れることができません。2.0では外発的に動機付けされた利益を最大化しようとしていますが、現在のビジネスモデルは内発的に動機付けられた目的も最大化しようとしています。
ここから先の章では、「外発的な動機付けが内発的な動機付けを弱くする」ことや「報酬が遊びを仕事に変質させてしまう」という事が書いてあるみたいです。
まだまだ読み始めですが、ここから先も読むのが非常に楽しみな本です。
本棚を見返してみると、尾原和啓さんの『モチベーション革命』とか、人のモチベーションとか内発的動機付けについて僕は興味があるようです。ちょっと重たいけどデシの本とかも読んでみようかな、、、