お金のために働く時代は終わった

書籍『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』を読んでの備忘録です。

 

 

僕らが使う「価値」という言葉には3つに分類できるそうです。

 

①有用性としての価値

言葉通り、役に立つか?というものです。利用できる、儲かるというリターンを前提にしたものです。

 

②内在的な価値

人間の感情と紐づけたものです。愛情・興奮・共感など、何かリターンが無くても人間の心を満たすものも、価値があると呼べますよね。

 

③社会的な価値

社会全体の持続性を高めるものです。代表的なものとして、ボランティアやNPOの活動があげられます。

 

 

資本主義の欠点は、①に偏りすぎていたという事です。①を産もうとしすぎて②③が欠落したブラックな労働環境を構築すれば、いずれその会社はつぶれてしまいます。

 

逆に、②、③の価値が現代では高くなってきています。その理由としては、インターネットの普及があげられます。

 

お金が全くなかったとしても、SNSでフォロワーが100万人いたとして、その人が「○○をやりたいんです!」と一言発信することでクラウドファンディングなどで資金は調達できますし、資金だけでなくフォロワーから知識を借りることや、なんならフォロワーの中から協力者を募る事もできます。

 

そこから構築したものに②や③の価値があるとすれば、そこから副産物としてお金を産むことだってできます。

 

また、ユニクロダイソーなどで高品質のものが安価で簡単に手に入る世の中で、お金のために働くか、②や③のために働くかどちらが人間の欲望を満たすかと言われれば、多くの人は②、③だと思います。

 

100万円もっていることと、100万人のフォロワーがいること、どちらが価値があるかというのはもちろん人によりますが、お金の価値は時代の流れにより徐々に下がっていき、逆に②、③の価値は確実に上がってきています。

 

 

 

②や③を創造しようとするならば、倫理的なところが必須になってきます。迷惑系YouTuberは、人間の注目や興奮を集めることができますが、それを見た人はそこから価値を見出すことはできず、「価値」を生み出す事にはつながりません。

 

自分にとっての健全な②や③を発信し続け、注目や興奮ではなく「評価」を集めるが大切なんだなと思います。