無駄な時間を積極的に考えられるか

来週から夏季休暇に入ります。

 

採用試験の2次試験の模擬授業の指導案を作ったり、面接の最終確認とかをしようと思っていましたが、そこまで行くことができませんでしたので、本来2次試験対策をするはずの時間に余裕ができました。

 

さて、その余裕ができた時間で何をしようかな、、、と、パソコンで「男性 一人 趣味」とかで調べてみました。ネットってすごいんですね、本当にたくさん出てきます。

 

旅行、釣り、登山、ゴルフ、料理、読書、一人カラオケ、ギターなどなど、、、

 

でもなんやろう、何もしっくりこない。釣りとかキャンプとかは始めるまでの道具をそろえるのにお金がかかるし、旅行にいくにもなんかときめかへんし、かといってギターもなぁ、、、。結局、いつものように読書をすることになるんやろなぁ、、、。

 

そんなことを考えていると、先日友人とした会話を思い出しました。

 

僕って、無駄な時間が嫌いなんですね。予定が終わって次の予定までの1時間とか、1日やることが無くてやることを考えてる時間とか。集合時間も、仕事とかそれこそ採用試験とかやったら15分前ぐらいに向かいますけど、友達との約束やったらいっつも時間んぴったりを目指していきます。待つのも待たせるのも嫌いなんで。

 

ただ、話をしていた友人は無駄な時間が大好きなようで。なんなら積極的に無駄な時間を探して、その時間をいかにだらだら過ごせるか、そしてその時間は彼らは幸せだと言っていました。

 

 

そういえば、「一人 男性 趣味」で調べた中に「だらだら過ごす」はもちろんありませんでした。まぁだらだら過ごすは趣味ではないしなぁ。でも、常に自分の中に意味を求めている僕に、だらだら過ごすという選択肢は完全に抜け落ちていました。

 

そういえば、小学生の時の夏休みは起きて朝ごはん食べてゲームして、昼ご飯ごはんたべてゲームして、夜ご飯食べてお風呂入ってゲームして寝てってのが1日の過ごし方やったなぁ。究極にだらだらしてたんですが、振り返ってみると確かにあのだらだらした夏休みも幸せやったなぁと感じます。

 

今となっては、休みの日でも朝起きるのはだいたい5時。そっからプロテインを飲んで筋トレをして、読書して・・・って生活になっています。もちろん積極的に知識を蓄えたいという目的があってやっている事なんですが、常に意味を求めて生きていくのもちょっと窮屈なのかなぁと彼らの話を聞いていて思いました。

 

たまには昼まで寝るとか、1日クーラーが効いた部屋でPrimeビデオを見るとか、なんの目的もなくとりあえず8号線で車を走らしてみるとか、そういった目的が無い1日を過ごしてみるのもありなのかなぁと感じました。

 

でもやっぱり、そういった生活をするのにも勇気が必要になってくるなぁ、、、。

 

まずはビジネス書じゃなくて小説を読んでみるとか、読書の質を目的から趣味に変えてみようかな。