明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

高校の新しい選択肢

最近、バンタン高等学院などの、新しい形の学校について非常に興味を持っています。自分がやりたい事の専門的な教育を受けながら、高卒資格も取れる。更に、バンタン高等学院は下半期の繁忙期の採用に併せて、2.5学年制というものを取り入れ、秋から就職できるような仕組みを作っているそうです。

また、長期で有償のインターンシップも組み込まれているそうです。ドイツのデュアルシステムみたいなもんですかね。

本当にいいなぁと思いました。

そのことを、同僚の先生に話をしてみました。すると、こんなことを話されていました。

「そこにいった生徒を見たことがあるけど、文科省の認定を受けていない学校なんてうさん臭くておススメできなかったなぁ・・・」

うーん、やっぱりそう考える方が多数派なんですね、、、。

ただ、やっぱり内容を見ていると、非常に魅力的な選択肢だなと思いました。こういった生徒や保護者が出てくるのもきっと時間の問題です。

進路や進学に対する流れを変えるのは、結局先生じゃなくて生徒や保護者だと思っています。どれだけ先生が魅力的な授業をしたとしても、それを魅力的かどうかを判断するのも教員同士ではなく生徒や保護者です。おそらく、だんだんとそっちに流れていくんじゃないかなぁと思っています。

その流れに対して僕ができることは、流れを止めることではなく、変える事でもなく速める事。そのためにできることは、同僚の先生を変えるのではなく、生徒や保護者にそういった情報を与える事。

学級担任の先生の方針を無視することはできませんので、勤務校ではなくこうしてSNSで発信することで興味をもって下さった先生が、その生徒や保護者に伝えることなどで有益な情報を発信し続ける事が僕にとってできることだと思います。

多くの生徒や保護者のためにも、ご興味をもっている先生は、まずは資料を請求してみて、「これはいい!」と感じれば、ぜひSNS等で発信したり、余裕がある方は勤務校の保護者や生徒に情報を伝えたりしていただければなと思います。