この本を読みました。
どうすれば効率よく仕事ができるのか、どうしたら残業を減らせるのか。これは、教員生活において非常に重要だと考えています。
この本に書いてあった印象的な内容として、仕事において「何かを探している時間」についてのデータがあります。
日本人は、仕事において1日平均36分何かを探しているそうです。必要な書類、データ、ファイルなど。多くの時間を探し物に充てているそうです。
1日36分という事は、1週間で180分、1か月で1080分、1年間で13140分、つまり1年間で約まる10日分程度の探し物をしているという計算になります。探し物を減らすというのは、効率よく仕事をする上で非常に大切な事のようです。
僕も、勤務をしている中で心当たりがあります。
「部活動に必要な書類どこやっけ・・・」
「次の体育のために作ったプリントどこにやったっけ・・・」
さらには
「何か忘れている仕事は無いか・・・」
そうやって探し物に時間を使ってしまっていることがありました。
その、探している時間で何かできます。
「忘れている仕事は無いか・・・」については、忘れてしまうぐらいの仕事なんてそんなに重要な仕事である可能性は低いです。ってか僕の場合、期日があって忘れてはいけない仕事付箋に書いて机の隅に貼っています。だから、やらないといけないだいたいの仕事はそこを見ればわかるんです。
できるだけ効率よく動いて仕事を減らしたい。その時間で教材研究をしたり、早く帰って勉強をしたり、他の先生方の仕事を手伝った方が何かを探すよりよっぽど生産的です。
まだまだ僕の働き方の中で、非生産的なところは多いと思います。勤務をしながら意識的に見つけ出して、効率的な働き方ができればと思います。