西川先生が最後のゼミでおっしゃった事で、話ができる相手がいるというのはとても幸せなことなんだなと思います。これも、新任1年目を生き抜くために必要な事なんですよね。
連携協力校で『学び合い』を実践することもありましたが、なんとこやりきることができたのも、相談できる相手がいたからだと思います。
僕の悩みでなく、誰かから悩みを聞き、共有することで自分の『学び合い』実践に活かすこともできました。
技術的なこともありますが、何よりも話ができるだけで精神的に本当に助かりました。
これは『学び合い』に限ったことではなく、日常生活でなにか悩みごとがあったときに頼れる誰かがいる環境は本当に救われましたし、逆になにかいいことがあったときに話す相手、聞いてくれる相手がいることは自分のその喜びを何倍にもしてくれました。
誰かに話をするというのは、「生き抜く」ということだけではなく、「自分の人生を豊かにする」という側面もあるんだと再認識することができた大学院生活でした。
大学院を卒業すると離ればなれにはなってしまいますが、これからもつながりは途切れることはありません。
今ではSNSが発達し、離れていてもZOOMで顔を見合わせて話をすることもできるようになりました。
大学院でたくさんの学びがありましたが、何よりの財産はこうしていろんな人と繋がることができたことかもしれません。
卒業しても、みんなで助け合いながら生きていこう。