明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

ミャンマー軍事クーデターについて私たちができることは

今朝、ニューズ番組でこんな画像を見ました。

 

 

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彼女はミャンマー人の留学生で、東京や大阪で開催された軍事クーデターの抗議活動にも参加したそうです。

 

ミャンマーでは現在軍事クーデターが起こり、アウンサンスーチー氏が拘束される等、世界でも非難される事態が起こっています。

 

しかし、この日本での講義活動に対して

「日本に迷惑をかけないでください。」

「自分の国でやってください」

と日本人からは心無い誹謗中傷が。

 

そこでこの留学人のウィンさんが日本語でこのようなメッセージを綴ったそうです。

 

 

ミャンマーで起きていることはもう国内では解決できないことになっている。だから、母国のため、生きるため、自分たちの生活を守るためにこのように世界で発信し続けています。

 

それによって、今朝報道されたテレビ番組でミャンマーのクーデターについて取り上げられ、「ミャンマーでの軍事クーデターはよくないぞ!」という考えがどんどん広がっています。本当に素晴らしい活動だなと思うとともに、僕自身も見習わないとと思いました。

 

 

しかし、このメッセージの中で「申し訳なく思っております」と綴られています。こうして必死に活動している彼女が申し訳なく思うような環境にしてしまった僕ら日本人こそ、申し訳なく思います。

 

 

では、僕らができる事って何でしょうか?

 

まずは、彼女をはじめ、ミャンマーの方々の思いを発信する事。彼女の投稿をリツイートするだけでもいいと思います。こうした輪を私たちが広げる事で、ミャンマークーデターへの抗議活動はどんどんと広がっていくと思います。

 

また、世界に目を向けることも必要かなと思います。ロンブーの敦さんがニュースでおっしゃってたのですが、「僕らは仕事の事とかコロナの事とかでいっぱいいっぱいになってしまい、こうした世界のニュースに関して関心が薄くなってしまっている。自分で情報を取りに行くことをしなくなってしまっている」という状態になってしまっていると思います。

 

情報社会になり、多くの情報が蔓延っていますが、その情報も自分から取りに行かない手に入れることはできません。

 

ネットニュースでも、テレビの番組でも、新聞でも自分に合った方法で構わないと思います。自分の身の回りは、日本は、世界は今どうなっているのか。それを知ることは必要だと思いますので、まずは自分から情報を取りに行くことを始めてみましょう。

 

そして、少し余裕のある人は、ウィンさんのような投稿や活動を広げる発信をしてみてください!