先生をせずに指導者として甲子園に出るという道はあるのか?

昨日の夜、大学の野球部の後輩から急に「電話できます?」というLINEが来ました。

 

夜中にいきなりLINEをしてくるところ、最近話題のドルチェ&ガッパーナの歌を思い出しながらも「いけるよ」と返し、電話をしました。

 

 

 

彼は、就職する時も僕に電話してきて進路の相談をしてきたのですが、その時の悩みは、「安定してるし俗にいういい会社という道」と「そんなに安定はしていないけど自分が好きな野球ができる道」の2つの道で悩んでいました。

 

結果、彼は前者を選び、現在は保険会社で働いているそうです。

 

 

 

そんな彼の昨日の電話もやはり進路相談でした。

 

内容はこんな感じ。

 

「保険会社で働いてて、確かにこのまま働いていても安定してお金は入ってくるだろうし、何も問題はないとおもうけど、このまま40年って考えると何か違う。仕事をしながら考えていたことは、やはり野球に従事して、そして高校野球に携わり、甲子園に出たい。でも、高校野球の監督ってなると学校の先生にならないといけなくて、そうすると授業も教えないといけない。それはそれでなんか違う。学校の先生にならずに高校野球の指導者ができて、できればそれで生きていけるお金が入ってくるような仕事がしたい。できなくても、お金は勉強すればFX等で稼ぐこともできるだろうから、最優先は野球を教えたい。」

 

 

 

こんな感じですかね。

 

 

 

ここで問題なのは、高校野球の指導者と学校の先生を切り離す事が現状では難しい事。

 

他の部活動であれば、社会体育のクラブが学校の名前を借りて出場するケースもあるみたいですが、高校野球だけは別。

 

基本的に高校の部活動は高等学校体育連盟(高体連)という団体に所属しているのですが、硬式野球だけは高等学校野球連盟(高野連)という団体に所属しています。

 

それのどこが問題かというと、その高野連が非常に変わった組織で、しかも強いんです。

 

 

一つ例を取ると、高体連に所属している部活動の大会参加の権限は校長先生にあります。

 

何か不祥事があった時にその部活動が大会に参加できるかどうかを決めるのは校長先生です。

 

しかし高校野球だけは別で、校長先生がなんと言おうと大会参加の権限を持つのは高野連です。

 

なかなかこんな組織ありませんよね、、、、。

 

 

 

しかも高野連は超お金持ちな上に、高校野球による経済効果も底知れない。

 

全国に高校野球ファンもたくさんいて、その人気も根強い。

 

高校野球の外に「プロになるためのクラブ」なる組織を構築したとしても、そのクラブに入るより名門と呼ばれる高校に進学した方がプロになれるので、そんなクラブに需要はない。

 

最近、部活動を社会体育に移行するといった政策もされていますが、高校野球だけは非常に多くの要素が入り混じっているため、難航することが予測されます。

 

 

 

 

そうなると、僕の後輩の希望はやはり叶えられないわけです。

 

高校野球をするなら先生になる必要がある。

 

先生をするのが嫌なら高校野球をあきらめて、中学などの違う年齢層の野球に携わる必要がある。

 

その2択じゃないかな、、、、

 

まぁしいて言うなら、地球環境高校とかは通信制高校で甲子園に出るっていうこともあるから通信制とかちょっとイレギュラーな道を探るか、安パイは私立やね。

 

 

 

そうアドバイスするしかありませんでした。

 

 

 

 

さて、彼にはほかにどのような選択肢があったのでしょうか?

 

 

 

 

クラブを作るとか?起業するとか?学校作るとか???

 

 

 

 

彼のように考える人は全国でも珍しくないはずです。

 

 

 

 

そんな彼のような人にできるアドバイス、何かなかったのかなぁ、、、。