越後『学び合い』の会が本日開催されました。
講演して下さった西川先生、高橋先生をはじめ分科会を担当された7名の方、ご参加された皆様に、西川研究室一同心より感謝しております。
僕は、高橋さんのご講演、増田さんの分科会、丹後さんの分科会、そして西川先生のご講演(質問コーナー)に参加させていただきました。
増田さんの分科会では司会をさせていただきました。
拙い司会ですみませんでした、、、。
でも、本当に学びが多いかいで、運営側である僕も参加者として大満足でした!
〇丹後さん
・地元に残らない人は、小学校・中学校の人間関係から逃げている
・×間違っている→〇違いを認め合う、解釈の違い
・1回1回の全員達成より、長い目で見た積み重ね。全員達成が目的ではない。
・参観は先生ではなくて、子どもをみないといけない。
・自分のやりやすいやり方でやることが大切。
・地域とつながるには地域とつながっている人とつながるといい。
〇増田さん
・失敗の始まりは、上位2割に見限られること
・魂のこもっていない語りは伝わらない。自分の言葉で伝える。
・本のやり方とは違うが、自分なりのやり方で石橋をたたきながらやって行けばいい。
〇丹後さん
・意欲等の評価は子ども自身に任せてもいいんじゃない?
・一人も見捨てないを納得するには??させるには???
・部活動の社会体育等早く退勤するためには保護者の理解を得たりしなければいけない。
〇西川先生
・何のために学ぶのか?
・本の読み方
・いじめ×『学び合い』
・見取りのポイント
などなど、、、
90分や60分のお話を箇条書きで簡単に書いてしまいましたが、実際はこれらのことを発表者の方々がご自身のエピソードを基にお話してくださいました。
こういったお話は、実際に本人から聞かないと全部は絶対に知ることはできません。
特に心に残ったのは、増田さんの分科会で話題になった
魂のこもっていない語りは子どもに伝わらない
ということです。
また、その語りが本当に本気なのかどうか、それは子どもを見れば分かります。
つまり、子どもの反応で本気度が分かる
ということです。
『学び合い』をするときによく言われる文言として”一人も見捨てない”という言葉です。
確かに、1人も見捨てないことは大切かもしれません。
しかし、この言葉が本当に自分の言葉になっているのか。
これがポイントだと思います。
本に書いてあるからといってとりあえずこうやって言っている方の一人も見捨てないは子どもに届きません。
本当に一人も見捨てないことが大切であることを自分で納得して、その上でこの言葉を使うことが大切です。
参加者の中には、この一人も見捨てないという言葉を使っていない方もいらっしゃいました。
でも、それは見捨てていいと思っているわけではなくて、自分なりの言葉に変換して伝えているという事です。
一人も見捨てないという言葉が強烈だから子どもに上辺と思われるかもかもしれませんしね。
別に、その言葉が本気で自分の中で腑に落ちているのならば、子どもに語るために本を持ってその文言をそのまま読んでもいいって僕は思うんです。
どんな言葉で語ろうが、大切なのは、魂や情熱をもって子どもたちに語っているかどうか。
改めてそれを感じた会でした。