競技が上手だからと言って、その競技自体が楽しいというわけではない

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最近は連携校で、数学ではなく体育で入らせていただいています。

 

 

昨日、体育の授業では担当の先生が別のお仕事が入っていて僕が授業を見させていただいたのですが、その時に感じたことが1つあります。

 

それは

 

競技が上手だからと言って、その競技自体が楽しいというわけではない

 

という事です。

 

 

 

授業はショートテニス(バドミントンのコートでネットを低く立ててやるテニス。ボールは硬式テニスのものだが、結構プニプニ。ラケットも短くて扱いやすかった。)だったのですが、もちろんテニス経験者が上手なわけです。

 

今回は2回目?の授業だったので、1回目の成績を基にグループを組みなおして、技術が近い人同士で当たるように設定されていました。

 

 

 

チームを見た子どもたちは

 

「〇〇ちゃんと一緒だ、やったー!」

 

「仲いい人いないじゃん、、、」

 

と言った反応でした。

 

まぁそうですよね。

 

もちろん仲いい人とやった方が楽しいですよね。

 

成績とかの関係でこういう組み合わせになってるねん、ごめんなみんな。

 

 

 

さて、実際にゲームになってみると、「仲いい人いないじゃん、、、」と言っていた子は、きゃっきゃとはしゃぎながらうまく場を楽しんでいました。

 

 

一方、一番上手なグループのメンバーに顔を向けると一人ものすごく上手な子がいたのですが、その子が一番楽しそうじゃありませんでした。

 

ちゃんとやったら確かにそのグループで1番になれる。

 

でも、相手からしたら相手が強すぎて面白みにかける。

 

自分からしても、張り合いがなくて面白くない。

 

でも、うまく手を抜くことができひんのやろうなぁ、、、

 

逆に、そのグループで一番成績が悪かった子は楽しそうにやっていました。

 

 

 

楽しくするのか、うまくなるのか、勝つのか、目的をどこに置くのかは先生次第なんですが、公式なスポーツでない体育と言う場でああやって楽しくなさそうな子を見るとどこかもどかしくなってしまう。

 

心の中で

 

「もっとうまくやろうよ~」

 

って叫んでいる自分もいますが、そういったことを直接その子に言える関係ではなかったので言えず。

 

 

 

スポーツを楽しむためには技術レベルを上げることも1つの方法だと思いますが、そこよりも大切なのはみんなが楽しめるように1人1人が相手と、スポーツと、自分の技術レベルとの折り合いをつけてやることだと思いました。

 

 

そして、そうやって様々なものとうまく折り合いがつけられる能力は社会に出てから必ず役に立つと思います。

 

 

 

そういった所でも、スポーツ、特に体育という教科の可能性を感じた1日でした。