教員採用試験には落ちてしまいましたが、残りの大学院生活ではやれることを精一杯やろうという事を先日お話しました。
では、大学院生活でできることってなんでしょうか?
①多くの時自由な時間がある
②西川研究室や大学院の仲間がいる
この2つが今しかない大きな財産だと思っています。
自分はこれらを活かして何ができるのでしょうか?
まず、多くの人と共同で何かをすることによって、多くのことを同時並行で行うことが出来ます。
しかも、それぞれが自分ひとりで行った時よりもはるかにいい結果を出すことができます。
具体的な活動としては
・体育で主権者教育を試みた研究
・『学び合い』における自律的な学びの集団がどのような構成になっているかを調査する研究
・部活動を社会体育に移行するには何が障害になっているかを調査するインタビュー
などをしています。
僕がこれらすべてを一人でこなすことなんて不可能です。
また、これらの研究構想を考えたりするうえで、一人でやるのと多くの人とやるのとではクオリティが全然変わってきます。
インタビューに関しても、2人でやれば1人でやる倍のデータが集まるわけです。
僕は大学院に来て様々な活動をしていますが、学んだことで一番大きいと感じているものは、仲間と協力することの有用性です。
西川先生の本を読めば仲間が大事だという事は分かりますが、それを実体験できるのはこの環境があるからです。
西川研究室の仲間はもちろん、大学には多くの優秀な仲間がいますので、この仲間の存在を活かしてそれぞれの活動について結果を出していきます。
また、多くの時間があることも今の時間の大きな財産です。
現場に出れば、朝早く学校にでて、夜遅く家に帰る。
きっとそのころにはへとへとでしょう。
現場にいながら毎日ブログを更新している先輩方のこと本当に尊敬します、、、。
しかし、今は多くの時間があります。
その時間をどう使うかに関しても自分にゆだねられています。
その時間を使って上に書いた活動はもちろん、他にも多くの本を読もうと思っています。
また、読んだ本の内容をこのブログに書いたり、誰かと議論することによって、自分の力をさらにつけたいと考えています。
その力はやがて教員採用試験にも活きてくると考えています。
神戸市は不合格中の順位が出るんですが、去年は20位だったところ、今年は6位になっていました。
どちらも不合格だったことには変わりありませんが、自分の力は確実についていると振り返ることが出来ました。
もちろん、不合格は不合格なので、来年合格できるようにもっともっと自分の力をつけたいと思います。
まずは合格しないと。
多くの時間があるとは書きましたが、時間は無限ではありません。
残り半年となった大学院での生活を有効に過ごすためにも、この環境を最大限に活かして自分の力をつける、そして日本を変えるような活動ができればと思います。