明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

人から信頼されるために必要なもの

人に影響を与えるためには、少なくとも人から信頼される必要があるといろんな本を読んで学びました。

 

どれだけ新しい策が有能なものでも、どれだけ著名な人が言う事でも、人は変化することを嫌いますし、その人が言う策が自分たちの今の日常を壊してしまうのではないかと恐れられてしまう可能性もあります。

 

だから、それを受け入れてもらうためには優れた案や自分の知名度ではなく、影響を与えたい人たちに「あ、この人が言う事ならやってみようかな」と思わせる事が必要です。

 

そこで必要なのが、信頼を得ることです。

 

では、その信頼はどのように得たらいいのか?

 

いろんな本を読んできましたが、共通して書いてあったことは

 

 

誠実であること

 

 

でした。

 

アダム・グラントさん著の『GIVE&TAKE』では、人に自分が持っているものを与えることが最終的に自分に返ってくるといったことが書いてありました。

 

情けは人の為ならずとか、与えよされば与えられんとか、その辺の言葉はきっとそのような所から来ているのでしょう。

 

でも、与えるということ1つにしても、「相手はこれぐらい返してくれるだろうから自分はこれだけしてあげればいいか」とか「あいてはどうせ何もしてくれないから適当にやっとこう」とかそういった考えの与え方ももちろんあります。

 

でも、そういった考えとかって結局は相手に見破られてしまいます。

 

結果、相手からもそれなりのものしか返ってきません。

 

 

 

そうではなく、「あいつが困っているなら、俺が助けてあげないと」とか「これをすればきっと世の中の多くの人は救われる」とか、純粋に相手のために動ける人こそが人の信頼を得ることができます。

 

そうやって信頼を得た人は、いざ誰かに助けてほしい場面が訪れ時に、必ず助けてくれる人が見つかります。「あの時あいつが助けてくれたなら」「あいつのためなら」と思ってくれる仲間が増えるからです

 

これが、自分の言う誠実さです。

 

 

 

また、誠実なことは自分のモチベーションを保つのにも役立ちます。

 

相手からの見返りを求めたり、自分の利益になることでしか誰かのために動かない人は、見返りが少なかった時ショックを受けてしまいます。

 

でも、誠実な人は純粋に相手を助けたいと思って行動しているため、相手が救われたならそれだけでモチベーションになります。

 

 

 

 

こういう記事を書いている自分ですが、まだまだ相手のために純粋に何かを尽くせるような心を持つことはできていません。

 

そういった心を持つことって難しい事なのかもしれませんが、自分の人生を価値づけたり、自分の人生を豊かにするためには必要不可欠な事です。

 

ちょっとずつでもいいので、誰かのために、、、という行動を増やせて行けたらなと思います。