1ヶ月ぐらい前ですかね?西川先生から「挑戦状」という件名のメールがゼミ生宛てに送られてきました。
本文には
〇〇大学の○○さんから以下が来ました。
子どもたちのために、やっている学生さんは少なくない。
と書かれていて、最後に他の大学がやっている取り組みのURLが貼り付けられていました。
その時期は、みんな必死になって執筆していたオンライン授業の本の作成というタスクが落ち着いた時期でもありました。
西川先生がゼミ生にこのメールを送ってきたのは、○○大学の○○さんからメールが来たから送ってきただけかもしれませんし、ただの気まぐれで送ってきた可能性もありますが、「満足してるんじゃないか?」というメッセージが含まれていると自分は考えました。
確かに、本の執筆については、「できるだけはやくね」とせかしてくる先生のプレッシャーや、送った原稿の画像全部に直しが入っていたりと大変な作業の連続でした。
でも、書き終えてほっとしてしまっている自分がいました。
これじゃよくない。
そう思ってゼミ生で話し合って学びを止めないために始めたのが、ゼミ生全員で輪番で回していくブログでした。
この取り組みがどう転ぶかはまだまだ分かりませんが、少なくとも「あ、こいつこんな一面もあるんやな」と意外と知らないゼミ生の一面に気付いたりもします。
これ、職員室でやってみたら面白い気がするな、、、
さて、満足してしまうと成長が止まるといったことは、ジム・コリンズさんの書籍『ビジョナリー・カンパニー』にも書かれていました。
ビジョナリー・カンパニーとは簡単に言うと、ディズニーやソニーのように、世の中に大きな何かを残し、50年以上続く超一流の企業を言います。
そんな超一流の企業では、決して現状に満足することなく、むしろ不安を仰ぐような仕組みをわざと作るそうです。
そしてその不安や不満足感を企業を成長させる栄養としているそうです。
本を書きあげて満足してしまえば、その瞬間自分自身、そして西川研究室としての成長は停滞しています。
変化の速い社会の中での停滞は、すなわち後退と同意です。
常に現状に満足することなく、成長し続けられる研究室であり続けたいなと思います。
そんな環境が、一人一人の意識にもきっとつながってきます。
満足するな、自分。
研究室で執筆した書籍のリンクも貼っておきますので、のぞいてみて下さい。
自分もちょっとだけ書いてます!