明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

レジ袋の有料化で気付いたこと

レジ袋が有料になりましたね。

私のバイト先でも、7月1日からレジ袋が有料になりました。

昨日、有料になってから初めてレジに入ったのですが、8割か9割の人がレジ袋いりませんと手で持って帰るなりエコバックに入れるなり、何ならスポーツ用品店やのにエコバックだけを買って帰る方もいらっしゃいました。

それまでは9割ぐらいの人がレジ袋に入れていました。


レジ袋が問題となっているのはみんな分かっているとは思います。

でも、今まであまりレジ袋を自分から断る人って少なかったように思います。

その理由としては2つあると思います。




○ 自分から「いりません」というハードル


いきなり有料になるのはお客様がびっくりするので、「有料になってしまうのですがどうされますか?」とお聞きしています。

すると「あ、いらないです」と言われます。

有料になる前も、ジュース1本とかのお客様もいらっしゃるので、そういったお客様にはレジ袋が必要か確認していましたが、そうなって初めて「いらないです」と断られていたように感じます。

「いりません」と一言言うだけでもハードルになってしまうのですね、、、。




○自分にも得が返ってくる

レジ袋の場合は得ではなく、損しないという事になりますが、お金がかからないという断ることで直接損にならないという制度は、お客様にとってレジ袋を断る理由になっているのだと思います。

レジ袋が問題になっていることは分かっているとはいえ、直接自分が得が感じづらいのかもしれません。





このように、今までとちょっと違う事を人にしてもらおうと思うと、自分から何かアクションを起こすことによって相手のハードルを下げる、また自分にも得があるんですよってことを相手にも実感してもらわないといけないのかなーと思いました。

例えば、『学び合い』をしようと思うと、それを自分にとっても得を感じる(教材研究をしなくてもいいから楽など)ことを相手にも感じてもらわないといけないのだと思います。

そもそも、今までと違う事をするというだけでもエネルギーを使う事ですから。



他の誰かにとって得な事×自分にとってもちょっと得な事

が人が変わる条件なのかもしれません