明日の自分へ

高校教員です。朝か夕方に、ほぼ毎日なにか書きます。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

店長の食材に対するリスペクトは店の利益に直結している。

先日、アルバイトが終わってから店長と近くのお店にご飯を食べに行きました。 僕はそのお店に初めて行って、そこの店主と出身の郷土料理の話になりました。 自分の出身は神戸市なので、「粉もん、ソース文化、炭水化物」って言うときました。 めちゃくちゃ太…

部活動の多くは教育至上主義ではないか?

「部活動がブラックだ!」と言われ始めて結構時間が経ちましたよね。 文科省は、希望しない教員が土日に部活動に従事しないように令和5年度から段階的に取り組んでいくという事を先日の通知でも出しました。 その土日は部活動をどうするのかというと、社会体…

授業前の「お願いします」は必要なのか?ーなぜ挨拶はするのかー

当たり前を疑う。 これってものすごく大事なことだと思います。 「これってやるのが当たり前だから」 「これはいままでやっていたから」 「これはやるものだから」 そういった言葉は人間が考えるという余地を奪っていってしまいます。 学校の中でもそんな当…

宣伝ー越後『学び合い』の会ー

10月24日に、“越後『学び合い』の会”というのを西川研究室主催で開催します。 www.kokuchpro.com いつもは講演者をお呼びして発表していただき、最後に西川先生にお話いただくという形でしたが、今回は 発表者を募集 という形で開催することとなりました! …

子どもたちが有能であると信じるためには有能である姿を目の当たりにするしかない

昨日、上越『学び合い』の会がありました。 色々手際が悪かったりして西川先生に不便をおかけてしまったことを少し反省、、、 しかし、会は本当に楽しかったです!!! 今回のテーマは『学び合い』子ども観について。 『学び合い』の子ども観とは「子どもた…

部活動とプライベートは両立できるのか?

連携校の先生にすごい人がいます。 なんと、競技の世界大会に出た方がいるんです。 国体選手とかは何人か見たことがありますが、世界大会って規模が違いすぎて、、、 そんな方がなんで先生になったかはさておき 実は、そんな先生でも部活動の顧問を持ってい…

父からの思いがこもった1万円

父と母が連休で新潟に遊びに決ました。 自分は高校の時は香川県、大学は石川県、大学院は新潟県と高校から神戸を離れて暮らしています。 それに便乗して自分の家族は僕の引っ越し先に遊びに来ています。 四国、北陸ともに、家族みんな初上陸だったそうで、い…

頑張るって本当にいいことなの?

最近、"頑張る”って言葉に違和感を感じています。頑張るとはgoo辞書で調べると 1 困難にめげないで我慢してやり抜く。「一致団結して―・る」2 自分の考え・意志をどこまでも通そうとする。我 (が) を張る。「―・って自説を譲らない」3 ある場所を占めて動…

教職大学院生である自分が経営学の本を読む理由

西川先生は、教職大学院の教授であるにも関わらず、経営学の本をよく読んではって、かつゼミ生にもよく読んだ方がいいよとおすすめしています。 富の未来、ブルーオーシャン戦略、ビジョナリーカンパニー、イノベーションのジレンマ、ブリーエージェントの社…

社会体育は破壊的イノベーションを起こせるのか

ブルーオーシャン戦略を読んでいます。 [新版]ブルー・オーシャン戦略―――競争のない世界を創造する (Harvard Business Review Press) W・チャン・キム https://www.amazon.co.jp/dp/4478065136/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_eW.zFb3E1H4EM まだ初めのさわりの部分し…

研究であっても結局大切なのは信頼される人間であるかどうか

先日、人から信頼してもらうためには誠実であることが大切出ることをお話しました。 nbnl-takashi.hatenablog.com 人に何かを聞いてもらうためには、どれだけ有能な策だろうが、どれだけ素晴らしいプロジェクトを持ってこようが、人として信頼されていなけれ…

「豊か」から「感じのいい」へ

最近大学の近くに「世界最大級の無印」と称される無印良品のお店ができました。 入ってみると、確かに広い、、、 お店の中にはスターバックスが併設され、コーヒーを飲みながら無印の中の本屋にある本を読めるスペースがあったり、無印のカレーをはじめ丼、…

プレッシャーは選手の能力や可能性を引き出すのか???

僕は5歳の頃から野球をやっています。 高校、大学と進学も野球を使って進学しました。 また、父も祖父も野球をやっていたため、家に帰ればテレビでは阪神タイガースの試合が流れていました。 小学校当時の僕の僕のヒーローは赤星憲広選手。 良く赤い星を持っ…

連携校の子どもの生の声~野球がしたくでもできない~

今日は木曜日。 と、いう事は連携校で生徒と一緒に持久走をする日。 今回の連携は基本数学で入っているので、数学とかぶっていないときだけ体育の授業にいくのですが、体育の授業はなんとほとんどが数学とかぶってしまっている、、、。 唯一かぶっていないの…

部活動を断るより先にやるべきことー「何を言うか」より「誰が言うか」ー

部活動がつらい、、、 そして、部活動が教育課程外であり、法律的に校長も命令することが出来ないと気付いている方がだんだんと増えてきています。 その方々の多くは、まず部活動を「断ってみる」という選択をされています。 断ってみて無理だった方、負担の…

連携初授業の語り

今日は連携に入っている学校で、実際に保険の授業で『学び合い』をさせていただきました。 まずは、こんなふうに自由に授業をさせていただけることに感謝しなければいけませんね、、、 さてさて、僕が連携校でする初めての授業だったので、今日は結構しっか…

社会体育へインタビュー~さんわスポーツクラブ~

先程、さんわスポーツクラブさんへインタビューに伺わせていただきました。 https://sanwaspo.com/ さんわスポーツクラブさんは、「元気に遊んで楽しんで!」をキャッチフレーズに活動されています。 また、ミッションとして・青少年の健全育成・地域の活性…

大坂なおみ選手の黒人差別に対する抗議を見て、あなたが受け取ったメッセージは何でしたか?

テニスの大坂なおみさんが、全米オープンで2年ぶりの優勝を果たしましたね! おめでとうございます!!! さて、大坂なおみさんと言えば、直前のウエスタン・アンド・サザン・オープンで、黒人男性が背後から警察官に撃たれた事件の抗議として、準決勝のボイ…

自分は後輩に自己開示をすることが出来ているのか???

久しぶりの友人とラーメンを食べに来ました。 お互い連携校でどんなことをするのか、どんな研究をしているのかを語り合ったりしました。 一人は赤坂研究室の友人だったのですが、その友人の研究は 「教員の自己開示が子どもの信頼を獲得することができるか?…

九州の大規模停電を機に電気を使えることが当たり前でない事を再認識した話

最強クラスの台風10号が日本列島を襲いました。 新潟はあまり被害がありませんが、テレビでは九州地方の被害の様子などが映し出されています。 その中でも目を見張る被害が、大規模な停電です。 家の中の電気だけではなく、町中の信号も電気がともっていませ…

連携2日目。やっぱり『学び合い』はすごい。

今日も、連携校へいってきました! 今日は数学の違うクラスの『学び合い』の授業を見てきたのですが、、、 あの『学び合い』を見ると、一斉授業はできなくなりますね。 生徒のいきいきした表情、積極的に学び合う姿 しかも何もしていない生徒がいませんでし…

学校支援プロジェクト開始!

いよいよ本日から、僕の学校支援プロジェクトが開始されました。 学校支援プロジェクトとは、8月後半~12月まで地域の学校に大学院生が入らせていただいて、学校課題を解決しているという教職大学院独自のプログラムです。 今年は新型コロナウイルスの影響で…

人々と共に獲得する成功ほど、うれしいものはない。—ハワード・シュルツ

最近、ようやくこの本を読み終えました。 スターバックス成功物語 ハワード シュルツ https://www.amazon.co.jp/dp/4822241130/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_zyEvFb58JEB20 スターバックスが世界でも有数の成功している企業という事はもはや周知の事実でもあり、果た…

部活動の社会体育化は教員の働き方改革の為だけではない

西川先生が、以下のようにブログを更新しました。 www.jun24kawa.com 西川先生が描いている未来は、部活動が全面的に廃止され、スポーツがしたい、趣味がしたいという人は学校の外でやればいいという未来です。 この意見にはきっと賛否両論あると思いますが…

部活動を社会体育に移行するために~部活動の在り方を考えるミニ研究集会に参加して~

第6回部活動の在り方を考えるミニ研究集会 部活動改革2.1~部活動の地域以降を考える~ に参加させていただきました! 齋藤さん、妹尾さん、長沼さんの発表、全部本当に勉強になった、、、 先日の文部科学省の通達では、 部活動は、学校教育の一環として行わ…

部活動から社会体育へ"移行”というニュアンスは、ソフトランディングをするため

部活動を社会体育移行することについて、Facebookでこんなご意見をいただきました。 「部活動を社会体育に「移行する」から話がややこしいのだと思います。 部活動は教育課程外だから完全にやめる。そして全く別の発想で社会体育を始める。 そうしないから「…

部活動は生徒を管理するためのツールではない

「部活動を社会体育に移行することに賛成ですか?反対ですか?」という質問をたくさんの方にして回っています。 もちろん、賛成の方も反対の方もいらっしゃいます。 今回は反対の方に焦点を当ててお話をします。 実際、インタビューをしていると反対意見の方…

今日で1年。

今日で恋人と付き合ってから1年になります。 大きな喧嘩もなく、主観的にも、なんなら他の人から見てもめちゃくちゃ仲良しでやれてると思います。 仲良しでやれてる要因として、お互いが自分らしくいれるという事があるんではないかと僕は思っています。 お…

感受性× 表現力〇 それが僕です。

ゼミ生の中で、非常勤講師で現場で『学び合い』をしている人がいます。 そのゼミ生は週12コマも入っているらしくて そのうえ自分の研究のインタビューをしたり、大学院のプログラムで学校支援に入ったりそのうえ家庭教師?かなんかのアルバイトもしていて …

読書は自分の頭を他者の思想の運動場として貸しているだけ

先日、文自らを成長させるための3セットとして、本を読み、自ら考え、他者と議論するという事を紹介しました。 nbnl-takashi.hatenablog.com この「本を読む」について、池上彰さんの『なんのために学ぶのか』に書いてありましたので、今日はこのことについ…